振付家

ダンサーと振付家の労働問題について

白井愛咲2018/07/11(水) - 20:28 に投稿

前提


私は現在30歳。ダンスでの収入は月0〜2万円程度(0の月の方が圧倒的に多いので、実質ほぼ無職)。
昨年まではWebデザイナーとして週3日×6時間のアルバイトをしていたが、うつ病を再発し勤続不可能になった。
今は貯金を切り崩したり運用したりしながら、パートナーの収入に頼って生活をしている。

ここでは「日本のコンテンポラリーダンス界」に限定して話を展開する。

私から見えている景色はひとまずこのようなものである、という確認である。例外や反論があれば(それは私の希望にもなるので)、ぜひ知らせてほしい。

この記事の中で、画期的な解決策の提案などはなされない。
ダンサー仲間からすれば、「あるある」の範疇にとどまる話だと思う。

けれど、これを文章化することに今は意味があると考えている。

状況を改善していくための、小さな手がかりになりますように。

 

 

◯ダンサーの労働問題


多くのダンサーは、ダンス以外の仕事(アルバイト)を主な収入源にしている。