パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)

アートとこころ ~3.こころの欠片をアートでつなぐ!コラージュ療法から得られるもの~

佐藤セイ2018/04/12(木) - 17:09 に投稿

自分のこころを言葉で表現するのは難しいものです。
そのために芸術療法では絵などを用いることもありますが「絵も下手だからあまり描きたくないな…」という方もいますよね。

そんな人でもこころを表現できる方法の一つがコラージュ(collage)療法です。今回はそんなコラージュ療法についてお話します。

 

コラージュ療法とは?

コラージュとは「膠(にかわ)による貼り付け」という意味のフランス語です。文字通り、新聞紙や雑誌といった印刷物、果てはガラスや釘といった様々な物体を糊付けしていくこのコラージュは、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso, 18811973)やジョルジュ・ブラック(Georges Braque, 18821963)がリードした芸術運動の一つ「キュビズム」で芸術表現の一つとして取り入れられ、その後様々な作家の芸術作品に用いられるようになりました。