コラム

【Vol.1】日本初公開!イラク出身フォトグラファー写真展「衣食住」開催記念連載企画 : Art x Diversity – 中東アーティストが切り取るリアリティ

現王園セヴィン2018/04/11(水) - 17:02 に投稿

アートを通して世界のダイバーシティを伝えるべく活動する「Resala」は、今年6月、イラク出身の若きフォトグラファー、シェブ・モハ(Cheb Moha)を東京に招き、アーバンな中東を写す写真展「衣食住」を開催します。

本展では、誰にとっても身近な「衣食住」をテーマに、中東湾岸諸国での人々の暮らしをドキュメントしています。開催に先駆け、アーティストについて、そして湾岸諸国の「衣」、「食」、「住」について4回の連載でお伝えしたいと思います。

第1回目の今回は、フォトグラファー、 シェブ・モハの活動を紹介します。

 

アートとこころ ~4.こころにアートで触れてみる!「触れる」ことと癒しの関連性とは?~

佐藤セイ2018/05/03(木) - 09:38 に投稿

身近なようで、案外気づかない自分のこころ。
知らない内にストレスを溜めていたりしませんか。

そんな時、こころのガスを抜いてくれたり、気づかぬ自分を発見させてくれる。アートにはそんな効能があります。

アートを介してこころを癒やす芸術療法をご紹介する「アートとこころ」第4回目では、「触れる」ことでこころを見つめる芸術療法、「箱庭療法」を取り上げます。

アートとこころ ~3.こころの欠片をアートでつなぐ!コラージュ療法から得られるもの~

佐藤セイ2018/04/12(木) - 17:09 に投稿

自分のこころを言葉で表現するのは難しいものです。
そのために芸術療法では絵などを用いることもありますが「絵も下手だからあまり描きたくないな…」という方もいますよね。

そんな人でもこころを表現できる方法の一つがコラージュ(collage)療法です。今回はそんなコラージュ療法についてお話します。

 

コラージュ療法とは?

コラージュとは「膠(にかわ)による貼り付け」という意味のフランス語です。文字通り、新聞紙や雑誌といった印刷物、果てはガラスや釘といった様々な物体を糊付けしていくこのコラージュは、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso, 18811973)やジョルジュ・ブラック(Georges Braque, 18821963)がリードした芸術運動の一つ「キュビズム」で芸術表現の一つとして取り入れられ、その後様々な作家の芸術作品に用いられるようになりました。

カメラを持って桜旅行!桜を追いかけて写真を愉しんでみませんか?

小島三幸2018/04/16(月) - 13:19 に投稿

「えっ今桜!?」そんな声が聞こえてきそうです。確かに今年2018年の桜の開花は早いですね。でも東北・北海道地方はこれからがシーズンです。まだまだ桜を楽しむことができます。桜を追いかけて、写真を撮りましょう!そこで桜を撮るポイントや桜を題材にした写真をご紹介します。

アート×ワイン!初心者でも楽しめて様々な人と出会える代官山のArtbar

有本圭花2018/04/07(土) - 15:35 に投稿

ニューヨークを始め、全米で1,000店舗ほどの広がりを見せている絵画教室×ワインがコンセプトの「Paint&Sip」というサービスがあります。
その「Paint&Sip」にインスパイアを受けて、東京の代官山に2015年から「Artbar(アートバー)」というイベントスペースが登場しました。

ワインで感性を柔軟にし、筆を取り、絵を描く。
癒しや自己表現の場として、多忙な毎日を過ごしている方にぜひ注目して欲しいArtbarに、取材に行ってきました。

 

大人のコミュニケーション&アクティビティの場!「Artbar」について

代官山にあるArtbarのスタジオ(東京都渋谷区代官山町 7-2)は、代官山駅から10分ほど歩いた場所にあり、こぢんまりとした入り口から落ち着いた雰囲気が漂っています。

約10,000点の靴が貯蔵される美術館「サルバトーレ・フェラガモ美術館」

Manami Palmieri2018/04/03(火) - 10:28 に投稿

イタリアのフィレンツェで誕生したハイブランド「サルバトーレ・フェラガモ美術館」では、ファッションアイテムとしての靴のトレンドを長きに渡り世に送り続けた、その功績と軌跡を辿ることができます。


「サルバトーレ・フェラガモ」誕生の街、フィレンツェ

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イタリアにおける新しいメセナの形 続々と美術修復に出資をする大企業

井澤佐知子2018/03/29(木) - 23:01 に投稿

イタリアでは昨今、企業による美術修復のニュースが相次いでいます。その背後には、財政難にあえぐ文化財・文化活動省と、新たなメセナのかたちを展開する企業の思惑があるのです。


絵葉書アートで日常にエッセンス。想いを込めて大切な人に届けたい

nanchatic2018/03/29(木) - 12:54 に投稿

小さな絵葉書一枚で、日常の風景を変えたり、自分の想いを相手に届けることができます。コーヒー1杯に満たない値段で小さなアートを買って、季節やその日の気分で取り替える。インテリアにアクセントを加える絵葉書アートのある暮らしはいかがでしょう。

 

絵葉書を通して「日常にアート」を

「日常にアート」をテーマに、東京の西荻を拠点として、全国のインディペンデントなアーティストを応援する活動を行っているのが、「ヨロコビto(ヨロコビト)」。アート作品を絵葉書にして販売し、ギャラリーでの企画展を通してアーティストの創作活動を支援しています。


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アートとこころ ~2.こころをアートで映し出す!見えない絵を見るこころの動きとは?~

佐藤セイ2018/03/23(金) - 10:07 に投稿

あなたは空の雲を見て、「アイスクリームみたい」「なんだか顔みたいに見える」など感じた経験はありませんか。
そのようなイメージを膨らませている時、人はこころを働かせています。
今回はそんな「投影」というこころの働きと、「投影」を使ってこころの目でアートを生み出す「スクイグル法 (squiggle)」という芸術療法についてお話していきます。

 

投影ってどんなもの?

まず下の図1を見てください。何に見えますか?

アートに昇華したエンブロイダリー(刺繍)

ジュージー・ エレガンザ2018/03/23(金) - 21:50 に投稿

初めまして。ロンドン在住のジュージーと申します。ロンドン大学にて美術史と考古学を学び、ロンドンに居ついてからかれこれ二十数年になりました。皆様の知的好奇心を満たしてくれるような題材を探していくつもりでおりますので、どうぞお付き合いくださいませ。

 

アートの都ロンドン

ロンドンは東のニューヨークと並び、西のアートの都です。大英博物館やナショナルギャラリー(国立美術館)に代表される美術館・博物館が200以上ある上に、公営や民営のギャラリー・画廊・オークションハウスも多数あります。私がイギリスへの留学を決めたのも、骨董商を営んでいた父に、15歳の時にロンドンのオークションへ連れてこられたことがきっかけでした。連日どこかでポップアップ(期間限定)の展示会や、アート・フェアーなども行われています。まさに毎日アートに触れることができる都市、それがロンドンです。