特集展示『仏涅槃図』、第4期特集展示「書跡と新収蔵品」

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:32 に投稿
『仏涅槃図』は、今からおよそ2,500年前、お釈迦さまが80歳で亡くなられた時の様子を描いたものです。お釈迦さまの死を悼んで、さまざまな神々や菩薩、お釈迦さまの母である摩耶夫人、弟子たちから動物までもが集って、嘆き悲しんでいます。当作品は江戸時代に描かれた371cm×256cmの大作ですが、みなさまには間近でご覧いただきたいと思います。 『書跡と新収蔵品』では、金銀泥による中尊寺経、真言宗広沢流・小野流の祖である益信(やくしん)・聖宝(しょうぼう)の筆跡が確認できる東寺解由状(げゆじょう)、陀羅尼経を小型の筒に納めた百万塔陀羅尼、鎌倉時代の図録抄などを展示します。

樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:32 に投稿
出演作は数多。語録は限りなく。活動は気持ちのままに広範囲。多才、鬼才な〈希林さん〉を愛するすべての人に贈るショート・トリップ的展覧会です。 その旅は、来場者自ら進む道を選択してもらい、〈KILIN映画女優の部屋〉〈KILIN一個人の部屋〉を行き来しながら、〈KILIN日常の部屋〉にも誘い込みます。そこには、〈希林さん〉の愛用品が展示され、物について家族について、周りにあるすべてについて、〈希林さん〉の姿勢が感じられるスモールワールドです。自分を知り尽くし、人を活かすことに楽しさを見出した〈希林さん〉の潔い生き方は、出演映画でも大いに発揮され、監督をはじめ、共演者にも影響を与えました。〈KILIN映画女優の部屋〉は、〈希林さん〉自らの言葉で作品をご案内します。また、日本アカデミー賞授賞式で見せた女優としての顔とは違う〈KILIN一個人の部屋〉では、デビュー前の貴重な写真や、75年間の歩み、大切に着続けた服や着物などを特別展示いたします。 時代が大きく変わるこの時―。〈希林さん〉を失った私たちが、自分を使い切って生きるための、何らかのヒントが見つかるはずです。 【会場】西武渋谷店 A館7階=特設会場 【開場時間】 月~土 10:00~21:00 / 日・祝 10:00~20:00 ※入場は閉場の30分前まで ※最終日(4月7日)は17:00時閉場

第22回大手拓次 薔薇忌

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:30 に投稿
大手拓次の命日に合わせて毎年行われている薔薇忌に合わせて墓前祭および朗読会を行います。 13:00~13:15  墓前祭  献花と朗読 13:30~14:50  講演会  演題:「神話の中の詩人、大手拓次」、講師:坪井秀人氏(国際日本文化研究センター教授) 15:00~16:00  朗読会  大手拓次研究会による詩の朗読 〔会場〕安中市磯部温泉会館(安中市磯部1-12-21) ※温泉会館は詩碑公園内赤城神社の隣です。駐車場は鉱泉橋脇の磯部簗駐車場も使用できます。 〔定員〕50名 〔申込方法〕電話でふるさと学習館へ(当日受付可) 〔協力〕大手拓次研究会

詩人 大手拓次

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:30 に投稿
大手拓次は、1887(明治20)年、群馬県碓氷郡西上磯部村(現安中市磯部)の温泉旅館「鳳来館」の大手宇作吉の次男として生まれました。詩人を志した大学時代、フランスの象徴詩と出会い、それらを愛読するとともに、自らも詩の実作を重ねていきます。1912(大正元)年、北原白秋主宰の雑誌『朱欒(ザンボア)』に「藍色の蟇」「慰安」2篇が掲載され、詩壇へ登場。その高い完成度を誇った口語象徴詩は、萩原朔太郎からも熱烈に支持されました。大手拓次は、一途に、そして孤独に、最上の詩を求め続けます。しかし、内向的な性格も災いし、生前、一冊の詩集も持つことなく、46歳でその生涯を終えました。 “孤独の箱のなかから”光のもとへ。本展では、詩稿や原稿、詩作品により、改めてその詩業を見つめ直します。

画業50年記念 倉島重友展

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:30 に投稿
龍ケ崎市在住の日本画家・倉島重友(1944-)の、東京藝術大学卒業50年を機に開催する展覧会。倉島は、昭和46年に再興第56回院展で初入選したのち平山郁夫に師事します。平成16年には日本美術院同人となり、現在も院展の中心画家として第一線で活躍しています。 本展では、院展出品の代表作を中心に、初期から近作までの73点により、半世紀に渡る画業の歩みと芸術の魅力を紹介します。

特別展「いつだって猫展」

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:30 に投稿
猫は昔から日本人が深く親しんできた動物です。江戸時代には現代と同じように「猫ブーム」が到来し、かわいい仕草の猫や怪談話に出てくる化け猫が浮世絵などに描かれました。 本展では、そうした江戸時代から明治時代にかけての「猫ブーム」の様子を歌川国芳の浮世絵や、絵入り本、土人形等を通して紹介します。この展覧会はこれまで東海・近畿地方等を巡回しましたが、東日本では仙台が初開催となります。

増山士郎 個展「Self Sufficient Life」@京都場 ギャラリートーク:ARTLOGUE TV

鈴木 大輔2019/03/11(月) - 18:17 に投稿

京都場で開催した 増山士郎 個展「Self Sufficient Life」 のアーティストの増山士郎本人による作品解説です。

増山士郎は、東日本大震災がきっかけで自分たちの生活に疑問を持ちはじめ《毛を刈った羊のために、その羊の羊毛でセーターを編む》(2012)プロジェクトを開始しました。

その後、《毛を刈ったアルパカのために、そのアルパカの毛でマフラーを織る》(2014)、《毛を刈ったフタコブラクダのために、そのラクダの毛で鞍をつくる》(2015)とプロジェクトを展開しています。