浮世絵最強列伝

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
アメリカ、サンタフェのリー・ダークス氏が収集した、浮世絵版画のコレクションをご紹介。アメリカ空軍に服務後、大手新聞社の記者等を経て、新聞業界の経営に携わるという経歴を持つダークス氏は、空軍士官として日本に駐留した際に日本美術に関心を持ち、その後、特に感銘を受けた浮世絵版画を収集してきました。そのコレクションには、浮世絵の祖・菱川師宣、美人画の喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、そして葛飾北斎や歌川広重など、浮世絵史を代表する絵師たちの優品が揃っています。また保存状態の良さに加えて、初摺などの貴重な作品も含まれており、世界的に優れたコレクションと評価されています。誰もが一度は目にしたことのある名品から、浮世絵ファン垂涎の珍品まで、これぞUkiyo-e!というべき充実の展示を、ぜひお楽しみください。 【開場時間】 1月9日(水)~16日(水)は10:30~19:00(19:30閉場) 1月17日(木)~20日(日)は10:30~19:30(20:00閉場) ※最終日1月21日(月)は10:30~17:30まで(18:00閉場)

MINIATURE LIFE展 ~ 田中達也 見立ての世界 ~

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
クロワッサンが青空に浮かぶ雲に、ブロッコリーが大きな木に・・・。 ミニチュア写真家・田中達也(たなか・たつや)さんは、2011年から一日も休むことなく、日常のものを題材にして見立てた写真作品をインターネット上で発表しています。その作品世界は、思わずくすっと笑ってしまったり、さすが!と唸ってしまうような楽しいものばかり。なんとSNSのフォロワーは海外を含め160万人を超え、さらに増え続けています。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックも担当し、現在最も旬なアーティストとして活躍の場を広げています。 本展では、玉川高島屋で初公開される新作(2点)を含め写真作品と立体作品合わせて約120点を展覧いたします。 さあ、田中達也さんの見立ての世界に遊びに来てください。 ※撮影自由 【会場】玉川高島屋本館6階催会場 【入場時間】 10:00~19:30(20:00閉場) ※12月31日(月)および最終日は17:30まで(18:00閉場)

小原古邨

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
小原古邨(1877~1945)は、明治末から大正、昭和にかけて活躍した絵師です。 可愛らしい鳥や動物、花といった身近な自然を、木版画で表現しました。 本展では、明治末から大正にかけて、松木平吉の元から刊行された古邨落款の木版画や、昭和前半に、渡邊庄三郎の元から刊行された祥邨落款の新版画を展示。 さらに、制作工程が分かる、肉筆の下絵や試し摺りも合わせて紹介します。 約150点の展示作品(前後期で全て展示替え)を通して、古邨の全貌をお楽しみいただけることでしょう。 なお、茅ヶ崎市美術館で開催中(2018年9月9日~11月4日)の「原安三郎コレクション 小原古邨展 花と鳥のエデン」とは、出品作品が異なる別内容の展覧会です。

荒木経惟 「愛のバルコニー」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
JCIIフォトサロンでは、来る2019年1月7日(月)から2月2日(土)まで、荒木経惟「愛のバルコニー」を開催いたします。 荒木経惟氏は、自身の新婚旅行を綴った写真集『センチメンタルな旅』(1971年)で「私写真」を提唱し、以後、呼吸をするように写真を撮り続けて、常に斬新な切り口で先鋭的な作品を発表してきました。 “生と死”“幸と不幸”を内含すると本人が語る膨大な作品群の描き出す情景は、切なさ、ユーモア、刺激に溢れており、国際的に高い評価を受けています。 本展では、自宅のバルコニーを1982年から2011年まで撮り続けた写真約80点(すべてモノクロ)をご覧いただきます。 荒木氏は、広いバルコニーが気に入って住みはじめた豪徳寺のマンションに、取り壊しにより立ち退きを余儀なくされる2011年まで暮らしました。 バルコニーという限られた空間のみを舞台にした本展には、妻・陽子や愛猫・チロと過ごす穏やかな日常が写し出されています。 1990年に最愛の妻である陽子さんを亡くした後は、彼女の遺品、チロ、花、怪獣のフィギュアなどを被写体にして撮影を続けてきました。 愛するものたちの死を経験して、時間と共に変化していくバルコニーの様子は、荒木氏の心情をそのまま表しているかのようです。 30年間という月日の中で、さまざまな“とき”を刻んできたバルコニーでの愛の記録です。

みんなのミュシャ

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。彼が紡ぎだした、線の魔術とも言える華やかな作品は、今もなお世界中の人たちを魅了しつづけています。 本展は、ミュシャが手掛けたポスターなどの代表作はもとより、彼の作品に強い影響を受けた明治期の文芸誌の挿絵、1960年代を中心にアメリカ西海岸やロンドンで一大ムーブメントを巻き起こしたグラフィック・アート作品、そして、日本のマンガ家やアーティストの作品など250点以上で構成。 ミュシャの没後80年となる節目の年に、作品を通して、時代を超えて愛される画家の秘密を紐解きます。

上村松園、松篁、淳之 三代展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」(『青眉抄』より)。 この言葉が示すように、上村松園は時代に流されない敬虔な眼差しで理想の女性の美を突きつめました。 その凛とした気高さとぬくもりをそなえた女性像は、今でも色褪せない魅力を放っています。 本展では松伯美術館所蔵の作品を中心に、松園とその息子の松篁、孫の淳之の三代にわたる作品を紹介します。

チェコイノベーション展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
VR(ヴァーチャル・リアリティ=仮想現実)・AR(オーグメンテッド・リアリティ=拡張現実)の技術によって、一見何もないように見える展示室が動き出します。 ヨーロッパの中心に位置するチェコは、古くから他国と協力し合いながら技術開発や生産の分野で発展を遂げてきました。その中で、数多くの優れた発明家が輩出してきました。日本企業も200社以上が生産・投資のために進出しており、小国ながらヨーロッパの科学技術国のひとつとして知られています。 本展では、スマートフォンのアプリやVRセットを使い、チェコの優れた技術やチェコが世界にもたらした発明などをご紹介します。チェコスロバキア建国(1918年)100周年記念企画のひとつとして生まれたこのプロジェクトでは、この100年のチェコ「Innovation」の歩みを、最新技術を用いて触れることができるものです。今年、チェコ国内をはじめとして、ドイツ、スペイン、中国などで開催され、高い評価を受けています。日本では、チェコといえばクラシック音楽やアニメなどの文化の分野で話題になることの多い国ですが、この機会にチェコの別の顔をご紹介できれば幸いです。

乃木坂 46 Artworks だいたいぜんぶ展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
乃木坂46のジャケット写真やそれらのアザーカット、ミュージックビデオのプロップス、実際に着用した衣装やアイデアスケッチなど、乃木坂46をめぐる未公開のアートワークを多数展示。2012年のデビュー以来、乃木坂46がリリースしてきた作品群におけるアートワークを新しい形で体験できる企画展となります。 本企画展のために制作されたオリジナルグッズの販売や、楽曲やメンバーとのコラボレーションメニューが楽しめるカフェ「坂CAFÉ」も併設。ソニー独自開発による超高精細映像システム「Crystal LEDディスプレイ」を用いた臨場感あふれるライブ映像も上映いたします。 会場内には、乃木坂46の楽曲やメンバーにちなんだフード、デザート、ドリンクを提供するカフェを常設。その名も「坂CAFÉ」。魅力あるメニューだけでなく、メンバーとのコラボによるオリジナルコースターなども提供を予定。カフェ「坂CAFÉ」のメニューやオリジナルグッズの情報は決定し次第、公式サイトなどで発表されます。

岩本拓郎 すべての いろと かたち

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
絵の具の重なりが生みだす響きや、自由な描線によってつくられる豊かな形象。 岩本の絵画は、画面の境界を超えて輝きをはなち、音楽のように私たちをとらえて離しません。 さまざまな概念のしばりをほどくように展開されてゆく岩本の絵画のうちには、あらゆる〈いろ〉、あらゆる〈かたち〉が存在しています。 「―全ての色、全ての形―それがどんなに小さくても、宝石のように光り輝き、野に咲く花のように、生命感に溢れ、それがどんなに小さくても広大な宇宙を感じさせるような、そんなものを描きたいのです」(2017年9月5日)と岩本は語ります。 〈SQUARE-STROKEシリーズ〉〈アブストラクトペインティングシリーズ〉など、いくつもの表現展開をもつ岩本ですが、このほど、数年来取り組んできた11㎝角の画面による表現が〈SQUARE-11シリーズ〉としてひとつの完成をみました。 本展では、同シリーズの700点を超える作品群から30点を厳選し、シリーズ初のこころみとして展観します。本展開催にあわせて新たに制作される連作、本展につながる2000年代の作品群も必見です。

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿

多様な分野で活躍した画鬼・河鍋暁斎。 その画業については、長らく風刺画や妖怪画などに焦点が当てられてきました。 しかし近年の研究により、駿河台狩野家の伝統を受け継ぐ筆法と、独特な感性をもとに活躍の場を広げていった姿が明らかになりつつあります。 本展では、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開いた暁斎の足跡を展望するとともに、先人たちの作品と真摯に向き合った暁斎の作画活動の一端を浮き彫りにします。 ※会期中展示替えあり