英国ラブリィ~派
私たちは昔から暮らしの中でまわりの自然に目を向け、時に自然を畏れたり、自然の美しさに感謝し、埴輪や土器に自然から得た文様を描いてきました。英国においては17世紀のスリップウェアを彩る文様として自然界の花、木、鳥などの動物、そして物語を描いてきました。
本展で紹介する英国ラブリィ〜派の陶芸家たちは都会を離れ、自然の中で作陶をし、自然に感謝するように文様を描き、暮らしぶりを豊かにするような器を作り続けています。それは単に器をかわいらしく見せる安易な焼物ではありません。
本展では6名の英国陶芸家の作品を紹介します。日本で紹介される機会の少ない、彼らの新鮮な暮らしぶりを反映した器と出合う好機となるでしょう。
※益子陶芸美術館からの巡回展です。バーナード・リーチなど備前会場のみ展示される作品もございます。