四条派への道 呉春を中心として

ARTLOGUE 編集部2019/02/15(金) - 02:48 に投稿
「四条派」とは呉春を祖とし、呉春やその門弟たちが京都四条通り周辺に居住していたことから、名付けられた画派の名称です。明治以降、近代になっても四条派に属する日本画家たちが活躍を続けたことから、その名は良く知られるところとなりました。京都で育まれて発展した四条派ですが、長い年月を経て、現在では多岐に渡る画風や内容を示すものとなっています。 このたびの展示では、まず呉春の作品を中心に紹介いたします。呉春は幅広い画技を持ち、生涯に何度か画風を変えました。与謝野蕪村に学び、模倣することで始まったその画業が、摂津国池田に居住して独自の発展を遂げ、さらに京都に戻って円山応挙の影響のもと、新たな境地に達する変選を辿ります。 次に、同時期の円山応挙の弟子、源琦、山口素絢、吉村孝敬の作品を取り上げ、呉春との違いを見ていきます。さらに卓越した呉春の三人の弟子、松村景文、岡本豊彦、柴田義董の作品により、四条派が発展していく兆しを、最後に西山芳園、上田公長ら大阪で活躍した絵師を紹介して、京都に止まらなかった四条派の影響の広がりを検証します。 ※会期中、一部展示替があります 【前期】4月6日(土)~4月23日(火) 【後期】4月25日(木)~5月12日(日)
開催期間
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四条派への道 呉春を中心として
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
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定休日メモ
水曜日(ただし、5月1日は開館)
料金情報
一般 800(600)円 / 高大生 600(400)円 / 小中生 400(200)円

※( )内は前売券および20名以上の団体料金
※前売券はローソンLoppi(Lコード 53746)で取り扱い、または美術館にて販売(会期開催前日(4/5(金))までの販売となります。)
※西宮市在住の65歳以上の方は一般料金の半額(要証明)
※ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
※割引付ちらし持参の方は一般800円を700円に割引