石川直樹 この星の光の地図を写す

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:23 に投稿

世界をフィールドに活躍する写真家、石川直樹の個展を開催します。石川は22歳で北極点から南極点までを人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功しました。その後も国内・世界各地を旅し、人類学・民俗学などの観点を取り入れつつ、独自のスタイルで写真を撮り続けています。

本展では、過酷な極地や山々に挑んだ冒険から生まれた代表作はもちろん、日本列島の南北に点在する島々を捉えた《ARCHIPELAGO》のシリーズ、さらには自然が捉えた《潟と里山》のシリーズまで、初期から現在に至る活動を未発表作品を織り交ぜながら総合的に紹介します。

休むことなく旅を続けながら、石川は、地球上のあらゆる場所に、人類が古くから伝えてきた技術=叡智を見出してきました。それはもっとも古い意味における「アート」を追求する道のりでもあったのです。わたしたちは、石川のまなざしを通して、慣れ親しんだ世界地図とは異なる、もう一つの視点からこの地球という星に出会うことになるでしょう。

 

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奥能登国際芸術祭2017

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:22 に投稿

芸術祭開催によせて

総合ディレクター 北川フラム

 

奥能登・珠洲は、能登半島の先端に位置し、周囲を日本海に囲まれた農山漁村です。黒潮(暖流)、親潮(寒流)がぶつかり、大陸からの季節風が海の水蒸気を含んで雨を降らし、外浦(北側)と内浦(南側)を有する独特の地勢も重なって、東西の植生が共存する豊かな植物・生物相につながっています。遣唐使、渤海使、北前船など、かつて日本海を舞台とした海上交易が盛んだったころ、さまざまな船が立ち寄り栄えましたが、海運から陸運に交通体系が変わったことで半島の先端という立地が弱点となり、過疎化が進行してきました。1954年に市制が施行した当時38,000人の人口は、現在では15,000人となっています。

珠洲は今までの価値観では日本列島のさいはての土地です。しかし日本各地の生活文化が集積し、そのあらわれである祭りはキリコ、曳山やヨバレの風習として今も残る日本文化の源流が湧き出ずる場所でもあります。それは今の時代、逆に希望のありかとしての特異点になるものです。

山アートの楽しみ。六甲山でアート散策 「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017」はじまりました。

松宮 宏2017/09/27(水) - 13:40 に投稿

まだまだ暑いこの頃ですが、ケーブルカーで10分登れば、そこは残暑マイナス5℃の六甲山。高山植物が秋の涼やかさをまとって迎えてくれます。
アートを楽しみながら、山上を回ってみましょう。

JR六甲道駅からバスに乗りました。森に囲まれる神戸大学の横を通過し、六甲ケーブル下駅へ。

画像を削除しました。

駅の階段はアート色です。ケーブルカーに乗って山頂へ。

 

アジア回廊 現代美術展

ARTLOGUE 編集部2017/09/17(日) - 13:47 に投稿

世界遺産・元離宮二条城で現代アート展!

「アジア回廊 現代美術展」は、8月から11月に行われる東アジア文化都市2017京都のメインプログラムとして、日中韓の現代アーティスト25組を紹介します。
メイン会場は、江戸時代の始まりと終焉の地とも言われ大政奉還の舞台にもなった、世界遺産「元離宮二条城」と元小学校の建物を活用した国の登録有形文化財でもある「京都芸術センター」。二条城では、天守閣跡、堀、東南隅櫓、二の丸御殿台所など城内全域に作品が展開されます。今を生きる日中韓のアーティストたちによる多数の新作を含むダイナミックな最新現代アートを、400年以上続く伝統建造物や情緒溢れる元小学校の中で見られる貴重な機会になるでしょう。

 

ロバート・フランク: ブックス アンド フィルムス, 1947-2017 神戸 報告 Part2

松宮 宏2017/09/13(水) - 14:11 に投稿

束の間の美しさを切り取る。ストリートフォトの原点。

 

ジャズの街、神戸らしく、写真展会場にジャズメンたちが登場。素敵な午後を上質の音色で演出しました。Robert Frankとジャズの午後in Kobe。