古美術

めがねと旅する美術展 視覚文化の探究

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
本展は「めがね」をキーワードとし、「みる」ことの意味を問い直す展覧会です。 遠近法とレンズを用いた江戸のめがね絵から、鉄道・飛行機・顕微鏡・望遠鏡といった科学技術の発達によってみることができるようになったミクロ/マクロの世界、さらには視覚のトリックを用いたユニークな現代アートやVR(バーチャルリアリティー)といったモチーフを通じ、人々の視覚に対する探究の跡をたどります。

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド

ARTLOGUE 編集部2018/10/17(水) - 02:30 に投稿
本展は、1970年に刊行された美術史家・辻惟雄による『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」の決定版です。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の代表作を一堂に会し、重要文化財を多数含む展示を予定しています。

特別展 「明恵の夢と高山寺」

ARTLOGUE 編集部2018/10/16(火) - 02:30 に投稿
2018年3月に開館した中之島香雪美術館で、初めての特別展を開催いたします。 京都市の北西にある高山寺の歴史は、鎌倉時代初頭に明恵上人(1173-1232)が後鳥羽院から栂尾の地を与えられた頃にはじまります。 その後、高山寺は明恵上人の存在とともにあり、現在もその遺徳は寺の隅々まで及んでいます。 本展では、魅力的なエ

横光利一生誕120年 川端康成コレクション 川端康成と横光利一展

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:38 に投稿
大正から昭和前半にかけて活躍し、「文学の神様」と仰がれた三重ゆかりの文豪、横光利一(よこみつ・りいち1898-1947)と、その生涯を通じて最大の親友であった近代日本を代表する作家、川端康成(かわばた・やすなり1899-1972)。 横光の生誕120年を記念し、ともに新しい文学表現をめざした若き時代から日本的な精神や美

ほとけをえがく、そしてうつす―台東区所蔵 法隆寺金堂・敦煌莫高窟壁画模写

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:37 に投稿
台東区が所蔵する敦煌莫高窟壁画模写、および法隆寺金堂壁画模写は、東京藝術大学修了制作の一環として制作されたものです。近代以前より、模写は洋の東西を問わず、画家を目指す上でもっとも基本となるレッスンの一つとみなされてきました本展は、「仏教壁画」と「模写」という一見少し難しい、けれど奥深い二つのテーマを、台東区所蔵の敦煌莫高窟壁画、法隆寺金堂壁画を通し、紹介するものです。資料としてだけでなく作品として模写を見たとき、描く=写すことを通じて見えてくるものの探検に出かけてみましょう。

日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 -春画・妖怪画の世界-

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:37 に投稿
中世から近世にかけて、日本人は絵巻や浮世絵で日常のなかの目に見えるもの、あるいは形なきものを視覚化してきました。日常の「表と裏」、「この世とあの世」。そこには今以上に境目があいまいな世界が広がっています。本展覧会では、「わらい」と「こわい」という一見相反するテーマのもと、国際日本文化研究センター(日文研)所蔵の妖怪・春

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
踊り念仏で知られる時宗は、宗祖一遍(1239~89)が鎌倉時代に開いた宗派です。一遍は念仏をとなえることで誰もが往生をとげられると説き、全国を行脚(遊行)して、念仏札を配り(賦算)、布教につとめました。この時宗を教団として整備し、大きく発展させたのが二祖の真教(1237~1319)でした。2019年に真教の七百年遠忌を迎えるのを記念して、時宗の名宝を一堂に会する展覧会を開催いたします。

『温故礼讃』―百花繚乱・相国寺文化圏

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
Ⅰ期:2018年10月13日(土)~12月24日(月・振休) Ⅱ期:2019年1月13日(日)~3月24日(日) 今から約六百年前、室町三代将軍・足利義満によって創建された相国寺は、金閣、銀閣の世界文化遺産を有し、今もなお禅の古刹としての存在を誇っています。 そこで育まれた文化は、足利将軍家の唐物趣味(中国趣味)と深

扇の国、日本

ARTLOGUE 編集部2018/09/06(木) - 02:30 に投稿
「扇」は、日本で生まれ発展したものです。本展では、日本人が愛した「扇」をめぐる美の世界を、幅広い時代と視点からご紹介します。手中の扇がひらひら翻るたび表情を変えるように、「扇」の多面的な世界をお楽しみください。

柳宗悦の「直観」 美を見いだす力

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
それまで顧みられることのなかった、朝鮮陶磁、木喰仏、日本の民藝などに次々と美を見いだしていった柳宗悦。この前人未到の業績を可能とさせたものは、ほかならない柳の「直観」でした。同展では柳の眼差しを追体験するために、説明や解説を省き、時代や産地、分野を問わず、柳が蒐めた名品を核として一堂に展観されます。