石山寺 ARTLOGUE 編集部 が 2018/07/29(日) - 16:03 に投稿 石山寺 の続きを見る 平安時代には、宮廷の女人たちのあいだで、観音堂に参籠し読経しながら一夜を過ごすのが流行りました。紫式部はここに参籠して「源氏物語」の想を練り、また、清少納言、和泉式部、『蜻蛉日記』の藤原道綱の母、『更級日記』の菅原考標の女なども石山寺のことを日記や随筆に記しています。石山寺は、芸術家や女人たちに深い感応を引き起こし、女流文学の開花の舞台となりました。