丸大扇屋 長沼孝三彫塑館
丸大扇屋は、およそ350年前から、長井市十日町で代々続いた商家です。その始まりは荒物等を商いましたが、後には呉服商として隆盛しました。 当建築物は、幕末から明治、大正にかけての、商家の暮らしぶりを残す貴重なものとして、平成3年、市の文化財に指定され、改修工事を経て、平成15年には、県指定文化財に指定されました。 天保3年の年号が書かれた祈祷札が残る味噌蔵をはじめ、全7棟の建築物が保管されており、当時の食器や道具、水路を利用した設備などを見学することができます。 また、丸大扇屋は彫刻家「長沼孝三」氏の生家でもあることから、敷地内には「長沼孝三彫塑館」が併設されています。 長沼孝三彫塑館は氏の生家、丸大扇屋屋敷の一角に建てられていま