ISSEY MIYAKE KYOTO

Khadi インドのものづくり - Homage to Martand Singh - 

ARTLOGUE 編集部2018/05/19(土) - 13:06 に投稿

Khadi インドのものづくり- Homage to Martand Singh -

 

インドの人々にとって象徴的な織物、カディ(KHADI)。

チャルカと呼ばれる糸車でゆっくりと綿のわたから一本一本を手で紡ぎ、丁寧に手で織っていくことで、手の温もりが伝わる贅沢な綿布は生まれます。インド・テキスタイルなどの幅広い文化復興活動で知られているマルタン・シン(Martand Singh、1947-2017)は、「独立、雇用、死生、創造」という観点から「自由の布」と呼びました。

イッセイミヤケでは1980年代から続くクリエイションの継続を通し、インド文化との対話ともいえる衣服づくりを行ってきました。その対話は、テキスタイルから発想するブランドHaaTの中で、今日も継続しています。

京都を中心とする東西の人や文化を繋げていくコミュニケーションスペース、ISSEY MIYAKE KYOTOでは、KURA(蔵)のギャラリーにて、カディとその思想をマルタン・シンのインタビュー映像と共に特別展示*いたします。