横須賀美術館

三沢厚彦 ANIMALS IN YOKOSUKA

ARTLOGUE 編集部2018/06/18(月) - 18:40 に投稿
展覧会メインイメージ ⇒ 撮影 浅田政志
サイ ⇒ 《Animal2010-01》(c)Misawa Atsuhiko, Courtesy of Nishimura Gallery
フクロウ ⇒ 《Animal2018-01》(c)Misawa Atsuhiko, Courtesy of Nishimura Gallery
ヒョウ ⇒ 《Animal2014-01》(c)Misawa Atsuhiko, Courtesy of Nishimura Gallery

 

この夏、横須賀美術館に「アニマルズ」がやってくる!

青山義雄展 きらめく航跡をたどる

ARTLOGUE 編集部2018/02/21(水) - 02:19 に投稿
《北洋落日》1938年、東京国立近代美術館

 

海軍に奉職する父の長男として生まれた青山義雄(1894-1996)は、8歳まで横須賀で育ちました。早くから画家を志し、1921年に渡仏、直後にサロン・ドートンヌに入選を果たしました。肺病の療養のため訪れた南フランスでマティスに出会い、「この男は色彩を持っている」と高く評価されます。その後もパリを中心に画家として活動を続け、現代にも通じる叙情的な作風で注目される存在となりました。1930年には春陽会に作品を送って国内でも注目を集めます。1935年に帰国、国画会に特別陳列した滞欧作27点は、称賛をもって迎えられました。しかし、戦後は再び、第二の故郷と言うべき南フランス・カーニュにわたり、そこを拠点として、優れた風景画を描き続けました。
青山は1996年に102歳の長寿を全うしました。没後20年を経ても、きらめきを放ち続けるその航跡―画家の70年以上にわたる画歴をあらためて振り返る展覧会です。