青山義雄展 きらめく航跡をたどる

ARTLOGUE 編集部2018/02/21(水) - 02:19 に投稿
《北洋落日》1938年、東京国立近代美術館

 

海軍に奉職する父の長男として生まれた青山義雄(1894-1996)は、8歳まで横須賀で育ちました。早くから画家を志し、1921年に渡仏、直後にサロン・ドートンヌに入選を果たしました。肺病の療養のため訪れた南フランスでマティスに出会い、「この男は色彩を持っている」と高く評価されます。その後もパリを中心に画家として活動を続け、現代にも通じる叙情的な作風で注目される存在となりました。1930年には春陽会に作品を送って国内でも注目を集めます。1935年に帰国、国画会に特別陳列した滞欧作27点は、称賛をもって迎えられました。しかし、戦後は再び、第二の故郷と言うべき南フランス・カーニュにわたり、そこを拠点として、優れた風景画を描き続けました。
青山は1996年に102歳の長寿を全うしました。没後20年を経ても、きらめきを放ち続けるその航跡―画家の70年以上にわたる画歴をあらためて振り返る展覧会です。

 

概     要
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会期:2018年2月10日(土)~4月15日(日)10:00~18:00
   ※休館日は3月5日(月)、4月2日(月)
会場:横須賀美術館
料金:一般900(720)円 高大生・65歳以上700(560)円、中学生以下無料
   *()内は20名以上の団体料金 
   *市内在住または在学の高校生は無料 
   *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と
    付添1名様は無料

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