印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション
英国、スコットランド最大の都市グラスゴー。海運王ウィリアム・バレル(1861-1958)の豊富なコレクションから、コロー、マネ、ブーダンら19世紀フランス近代絵画、オランダのハーグ派、「グラスゴー・ボーイズ」や「スコティッシュ・カラリスト」などスコットランドの画家たちの作品を紹介する。
バレル・コレクションは、1944年にグラスゴー市へ寄贈、1983年から一般公開されてきたが、近年まで海外への貸出が制限されており、ドガの代表作《リハーサル》をはじめ、本展で公開されるバレル・コレクション全73点が日本初公開となる。
さらに、同市のケルヴィングローヴ美術博物館より、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど7点(うち3点日本初公開)を加え、総数80点を紹介する。