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M@M開館記念展<br>君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?<br>—森村泰昌のもうひとつの1980年代—

ARTLOGUE 編集部2018/11/09(金) - 21:10 に投稿

森村泰昌が本格的に作品を発表し始めたのは、1980年代半ばのことでした。

本展では、初めてのセルフポートレイト作品による個展「菫色のモナムール、其の他」(1986年、ギャラリー白)の展示の再現にくわえ、モノクロの風景写真や、交通標識に扮した自画像、ボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》に倣った《男の誕生》など、滅多に見ることができない作家秘蔵の80年代作品約30点をご覧いただきます。

モリムラの初期作品の面白さが概観できるとともに、1980年代の日本の現代美術の知られざる動向を知る重要な手がかりになることでしょう。

■M@Mって何ですか?
エム・アット・エムと呼んでください。
美術家・森村泰昌の作品がいつでも見られる、スペシャルな美術館です。
フロア面積は400㎡。ふたつの展示室とライブラリー、サロン、ミニシアター、ショップがあり、それぞれの部屋にはモリムラによって名前がつけられています。