浜口陽三

画家たちの旅 ― 梅原龍三郎、牛島憲之、ルノワールが見た風景 ―

ARTLOGUE 編集部2019/04/04(木) - 02:31 に投稿
画家たちは旅をして、風景や人々と出会い、新しい絵画を生み出してきました。本展では、梅原龍三郎、牛島憲之から印象派の画家たちまで、旅からインスピレーションを得た絵画の数々をご紹介します。

南桂子展 コト、コト。コトリ。

ARTLOGUE 編集部2018/12/12(水) - 15:41 に投稿
コト、コト。コトリ、コトリ。 耳を傾けると、小さく物音の聞こえてきそうな風景。 生い茂る草花の中から、森の小道から、木々の隙間から。 微かな音のつながりが、作品世界の物語を絶やすことなく紡ぎだすようです。 南桂子(1911-2004)の作品は、無数の繊細な線を銅版に彫ることで作り上げられています。 富山県に生まれた南は、高等女学校時代から絵画や童話の制作に励み、戦後、浜口陽三との出会いを機に銅版画の道へと歩を進めました。 鳥や少女を主人公にしたその作品はユニセフの発行物に採用されるなど、世界的に高く評価されています。 本展では、南桂子の銅版画約50点と、浜口陽三の銅版画約10点を展示します。 作品世界の中へ、身を乗り出して覗いてみれば、その住人たちの息遣いが感じられるかもしれません。

冬の浜口陽三展 優雅なオブジェ

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:38 に投稿
二十世紀、銅版画家として国際的に活躍した浜口陽三(一九〇九ー二〇〇〇)の作品は、深い闇を思わせる黒を背景に、優雅にたたずむモチーフの美しさが魅力のひとつです。西瓜、さくらんぼ、蝶などは見たままに写した形ではなく、浜口が創り上げる新しい世界にうまれた生命であるかのように描かれ、柔かな光と不思議な気配を纏っています。本展では銅版画を中心に約六十点を展示します。

和歌山―日本 和歌山を見つめ、日本の美術、そして近代美術館を見つめる

ARTLOGUE 編集部2018/08/29(水) - 02:30 に投稿
 和歌山県立近代美術館は作品収集の柱に、まず和歌山県の「郷土作家コレクション」を掲げています。このたびの展覧会では、これまで蓄積してきた和歌山ゆかりのコレクションが、すなわち日本の近代美術の一断面をも物語る貴重な存在感を示していることを再考します。