京都市左京区

明治150年 川島織物 傑作「冨士巻狩」に挑む   -明治宮殿 西溜之間 綴織壁掛の出来るまで-

ARTLOGUE 編集部2018/09/14(金) - 10:08 に投稿
綴織壁掛「冨士巻狩」は、明治31年(1898)に完成し、明治宮殿の西溜之間に飾られた、一対(2枚一組)の壁掛です。縦3.03メートル、横6.06メートルの巨大な壁掛には、建久4年(1193)5月8日に源頼朝の指揮により壮絶な巻狩を展開する鎌倉武士の様子が描かれています。 壁掛は第二次世界大戦で消失してしましましたが、拘り抜いた製作過程が感じられる資料が現存しています。巨大な原画や織下絵を是非ご堪能下さい。

仏教美術の名宝 平成30年泉屋博古館秋季特別展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:42 に投稿
仏教美術はインドに始まりシルクロードを通って朝鮮、日本に伝わり、各地で大輪の花を咲かせました。真撃な信仰心に裏付けされた仏像や仏画の数々は、信仰を持たない人々にも感動を与える普遍的な芸術作品として、今日に伝わっています。本展は、時代、地域によって様々に変化する多様な仏教美術世界、そしてアジア全域に広まった仏教美術の精華をお楽しみいただく展覧会です。時代、地域によって様々に変化する多様な仏教美術世界を東山の秋景色とともに心ゆくまでお楽しみください。

没後50年 藤田嗣治展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:40 に投稿
明治19年(1886)に日本で生まれ、80年を超える人生の半分以上をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となったエコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は、藤田が世を去って50年の節目に当たることから、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の美術館の協力を得て、画業の全貌を展観する大回顧展を開催します。

特別展 フルーツ&ベジタブルズ ─ 東アジア蔬果図の系譜

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:40 に投稿

青菜に根菜、豆に果実―東アジアで脈々と描かれてきた蔬果図。人々は身近な野菜や果物に理想や願い、共感など様々な思いを托し、天地の生んだ造形を愛でてきました。本展では中国から朝鮮、日本、そして中世から近代にわたる蔬果表現の変遷をたどります。若冲と呉春、18世紀京都を代表する2人の画家の「野菜図巻対決」もお見逃しなく!