明治150年 川島織物 傑作「冨士巻狩」に挑む -明治宮殿 西溜之間 綴織壁掛の出来るまで-
綴織壁掛「冨士巻狩」は、明治31年(1898)に完成し、明治宮殿の西溜之間に飾られた、一対(2枚一組)の壁掛です。縦3.03メートル、横6.06メートルの巨大な壁掛には、建久4年(1193)5月8日に源頼朝の指揮により壮絶な巻狩を展開する鎌倉武士の様子が描かれています。
壁掛は第二次世界大戦で消失してしましましたが、拘り抜いた製作過程が感じられる資料が現存しています。巨大な原画や織下絵を是非ご堪能下さい。