アニメーション

誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ

ARTLOGUE 編集部2019/04/27(土) - 02:31 に投稿
1940年にウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの天才コンビが世に送り出した短編アニメーション『トムとジェリー』。本展は2020年に誕生80年を迎えることを記念し開催される世界初の展覧会。アメリカのワーナー・ブラザースアーカイブで大切に保管されていたものを中心に、約250点の原画や資料を展観します。また『チキチキマシン猛レース』や『原始家族フリントストーン』など、日本の子どもたちをも虜にしたハンナ=バーベラ作品も振り返ります。

高畑勲展 ― 日本のアニメーションに遺したもの

ARTLOGUE 編集部2019/03/05(火) - 02:32 に投稿
初の長編演出(監督)となった「太陽の王子ホルスの大冒険」(1968年)で、悪魔と闘う人々の団結という困難な主題に挑戦した高畑は、その後次々にアニメーションにおける新しい表現を開拓していきました。本展覧会では、絵を描かない高畑の「演出」というポイントに注目し、多数の未公開資料も紹介しながら、その多面的な作品世界の秘密に迫ります。

チェコ・デザイン100年の旅

ARTLOGUE 編集部2019/02/23(土) - 02:49 に投稿
ヨーロッパの中心に位置し、歴史的に様々な文化に触れてきたチェコ。日本でも「ロボット」という言葉の生みの親となったチャペック兄弟や、モグラのクルテクの絵本などが知られています。緑豊かな自然に恵まれ、高い技術を誇るボヘミアン・グラスをはじめとする産業が発達しました。19世紀に世界の富が集中した黄金の都プラハを拠点に、20世紀には次々と芸術運動が花開き、チェコ・キュビスムとして結晶体や幾何学的形態を建築やインテリアの立体物にまで展開した独特の芸術様式も生まれました。そして社会主義の時代にも、優美なスタイルの生活用品や自由な表現の絵本が創作されています。 本展では、チェコ国立プラハ工芸美術館の収蔵品を中心に、アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャから世界中で愛される現代のアニメーションまで、100年のデザイン史を代表する家具、食器、書籍、ポスター、おもちゃなど約250点により、幅広い魅力を持つチェコの文化をデザインの視点からたどります。時を超えて日常を彩り、人生を豊かにするチェコのデザインを、日本で初めて総合的にご紹介します。

鈴木敏夫とジブリ展

ARTLOGUE 編集部2019/01/15(火) - 10:46 に投稿
「鈴木敏夫とジブリ展」は、国内外問わず多くのファンを持ち愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫氏の“言葉”に注目した展覧会です。 一昨年の広島(筆の里工房)を皮切りに、昨年、名古屋(松坂屋美術館)と、金沢(金沢21世紀美術館)で開催され、好評を博した「スタジオジブリ鈴木敏夫言葉の魔法展」を元に、さらにジブリの魅力を詰め込みバージョンアップ。会場には、鈴木敏夫氏が書き下ろした書やイラストをはじめ、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画や、本企画展の会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売も予定しています。 作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み作品と真摯に向き合うことで、その本質を「言葉」にして伝えてきた鈴木敏夫氏。その力強い“言葉”を見ただけで、きっと誰しも心に残る名場面を鮮明に思い出すとともに、ジブリの世界観に強く引き込まれるでしょう。 高畑勲、宮崎駿両氏と出会って40年、「風の谷のナウシカ」や「千と千尋の神隠し」、そして「風立ちぬ」、「かぐや姫の物語」まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。展示では、鈴木氏による書やジブリ作品の資料を用いて、鈴木敏夫氏の「原点」から「今」を紹介することで、スタジオジブリの秘密に迫ります。

PIXAR のひみつ展  いのちを生みだすサイエンス

ARTLOGUE 編集部2018/12/12(水) - 15:41 に投稿
六本木ヒルズ展望台東京シティビューは、2019年4月13日(土)~9月16日(月・祝)までの期間にて、ピクサー・アニメーション・スタジオの映画を生み出す「技法と科学」に迫る展覧会『PIXARのひみつ展いのちを生み出すサイエンス』を開催します。 本展は、『The Science Behind PIXAR』と題して2015年にボストンサイエンスミュージアムで初開催され、その後アメリカおよびカナダで140万人以上(合計8箇所)を動員した展覧会で、今回の東京シティビューでの開催は、アジア初となります。 『PIXARのひみつ展いのちを生み出すサイエンス』は、実際のアニメーション制作のカギとなる8つの工程を通してPIXARアニメーションを支える科学について学べるハンズオン展示です。モデリングやリギング、アニメーションといった専門的な知識や技術を、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』などPIXARアニメーションの人気キャラクターを使って体験することができ、自由研究などにもお勧めです。 2019年7月12日(金)より、いよいよトイ・ストーリーの次なる冒険『トイ・ストーリー4』の日本公開を控えるPIXAR。ぜひこの機会に、その魅力を紐解く『PIXARのひみつ展』をお楽しみください。