グスタフ・クリムト

世紀末ウィーンのグラフィック  デザインそして生活の刷新にむけて

ARTLOGUE 編集部2019/02/27(水) - 02:44 に投稿
本展は、アパレル会社創業者である平明暘(ひらあきいずる)氏が蒐集し、現在は京都国立近代美術館所蔵の約300件にのぼる膨大なグラフィック作品のコレクションを中心に、リヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具式を加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力をお伝えします。

世紀末ウィーンのグラフィック<br>デザインそして生活の刷新にむけて

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 12:52 に投稿
1897年の分離派結成から1914年の第一次世界大戦勃発までのウィーンでは、グスタフ・クリムトやヨーゼフ・ホフマンらを中心に、新しい時代にふさわしい芸術そしてデザインのあり方が模索され、数多くの素晴らしい成果が生まれました。中でもグラフィックの分野は、印刷技術の発達や雑誌メディアの隆盛を背景に、新しい芸術の動向を人々に伝え、社会に浸透させる重要な役割を担いました。本展では、300件にのぼる膨大なコレクションの全貌を紹介するとともに、同じく平明氏旧蔵のリヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具一式をも加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力をお伝えします。 本展では、300件にのぼる膨大なコレクションの全貌を紹介するとともに、同じく平明氏旧蔵のリヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具一式をも加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力をお伝えします。

「ヌード」をみること・「ヌード」でみること:アートをおしきせ 20180508

ARTLOGUE 編集部2018/05/08(火) - 20:33 に投稿
多彩なコンテンポラリー・アートを中心に展示する美術館「パレ・ド・トーキョー」。ヌーディスト向け特別鑑賞会の実施で話題を呼びました。

 

5月5日、フランスの「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」では、「パリ・ナチュリスト協会(Paris Naturists Association)」と協力して、ヌーディストに向けた特別鑑賞会を開催しました。近年のフランスではヌーディストレストランがオープンしたり、パリ市東部の森林公園「バンセンヌの森」の一部が期間限定でヌーディストに開放されたりしています。

今回の特別鑑賞についても、そうした流れの中、美術館の「寛容さ」を示すことを狙っているのだとか。

クリムト展 ウィーンと日本 1900

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
グスタフ・クリムト(1862~1918)は、19世紀末から20世紀初頭のウィーンで活躍した画家です。代表作《接吻》はオーストリアの芸術を代表する国宝的作品として位置付けられ、今や国外への出品は許されない作品となっています。写実的でアカデミックな画風から出発したクリムトは、やがて金箔を多用する「黄金の時代」を経て、装飾的で抽象的な色面と人物を組み合わせた独特の画風を確立、ウィーン・モダニズムの旗手として活躍しました。このたびクリムトの没後100年を記念して開催する本展は、クリムト作品をまとめて見ることのできる貴重な機会となります。また2019年はオーストリアと日本の外交150周年を迎える記念の年です。19世紀末のウィーンで紹介された日本の工芸品や絵画を通して、クリムトが受けたジャポニスムの影響にも迫ります。