写真

副島美樹 / The Passenger’s Present

ARTLOGUE 編集部2018/11/20(火) - 17:18 に投稿

この度POSTでは、ロンドンを拠点とするアーティスト・副島美樹の2作目となる作品集「The Passenger’s Present」の刊行を記念して展覧会を開催します。また同じくPOSTにて、本書の版元であるFw: Booksの創立10周年を記念した出版社特集も開催中です。
 

〈写真集概要〉

タイトル:The Passenger’s Present 著者:副島美樹
デザイン:ハンス・グレメン定価:5,800円(税別)
判型:128ページ/ソフトカバー/ 280 x 200mm テキスト:英語
発行日:2018年ISBN:978-94-90119-67-6
出版社:Fw: Books
 

写真展「hemoglobin」

ARTLOGUE 編集部2018/11/20(火) - 15:41 に投稿

「限りなくリアルに寄り添ったアンチリアリティ」を追求する写真家・小見山峻が、自身初となる写真集「hemoglobin」を刊行します。自らのルーツに深く関わる「鉄」にフォーカスした写真を112頁に渡り収録。写真家としての意志を表明するコンセプチュアルな写真集となっています。刊行に際して「COMPLEX BOOST」にて同名の写真展が開催され、写真集は限定500部、展示会場にて先行発売予定です。2018年に開催された「JW Anderson」のアワード「YOUR PICTURE / OUR FUTURE」入選作品も収録されています。

「hemoglobin」
仕様:112P/B5変形/限定500部
価格:¥4500+TAX
*展示期間中に限り、限定数を学割で販売(学生証をご提示ください)

松江泰治 | Taiji Matsue 「gazetteer」

ARTLOGUE 編集部2018/11/14(水) - 18:06 に投稿

TARO NASUでは11月24日より、松江泰治の代表的シリーズである「gazetteer(ギャゼティア)」をとりあげる「gazetteer」を開催いたします。

モノクロの風景写真としてしられる「gazetteer(ギャゼティア)」ですが、松江は本シリーズを制作開始した当時からすでにカラーフィルムでの撮影も同時に行っていました。同じ被写体をモノクロ、カラーの両方の手法で撮影しながら、モノクロのみを現像し発表した理由として松江は、当時のカラー写真は自分が望むクオリティを実現できなかったから、と語っています。写真はテクノロジーであり情報であると公言し続けてきた松江にとって、カラー写真をめぐる技術的進化は表現領域の拡大と同義でした。2005年に初のカラー作品および作品集「JP-22」を発表、現在では制作の比重はカラー写真のほうがより多く占めるといいます。

森山大道個展「RADIATION (color)」

ARTLOGUE 編集部2018/11/13(火) - 20:02 に投稿

現在Akio Nagasawa Gallery Ginzaにて、森山大道個展「RADIATION (color)」が開催中です。

本展では、1970年代〜80年代に撮影されたカラー写真を、新たにライトボックスとして作品化し展覧します。ライトボックスは、当時のポジフィルムから森山自身が写真を選定し、本展のために制作されました。是非この機会にご覧ください。

また、本展に併せ、シルクスクリーン刷表紙の手製本第三弾となる写真集「Lips! Lips! Lips!」を、350部限定(サイン&ナンバー入り)にて刊行されます。

[gallery 4636]※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
 

開催概要
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会 期:2018年11月2日(金)~ 2019年3月3日(日)
会 場:Akio Nagasawa Gallery Ginza
時 間:11:00〜19:00
休 廊:月曜、火曜、祝日、年末年始

広河隆一写真展「戦場の子どもたち」<br>翻弄される命を見つめた 50 年の記録<br>パレスチナ、イラク、アフガニスタン、コンゴ、チェルノブイリ、福島

ARTLOGUE 編集部2018/11/08(木) - 18:53 に投稿

丸木美術館では、広河隆一写真展「戦場の子どもたち」が開催中です。1967年に中東の取材を始めて以来、2017年で50年を迎えたフォトジャーナリスト広河隆一の活動の軌跡をたどる写真展。彼は、人間の生存と尊厳が脅かされている場所を「人間の戦場」と呼び、そうした場所で生きる子どもたちの悲しみと喜びの姿を写してきました。 

2004年には、フォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPANを発刊。被ばくした子どもたちを支えるチェルノブイリ子ども基金や、福島の子どものための保養施設「沖縄・球美(くみ)の里」を設立するなど、ジャーナリズムの枠に多岐にわたる活動も続けています。 

そのDAYS JAPAN写真学校で写真を学び、世界報道写真賞「人々の部」の1位を受賞するなど、現在、国際的に活躍している1985年生まれの若き写真家・小原一真の[Exposure/ Everlasting -30年後の被曝に向き合うために-]も同期時に開催しています(11月25日まで)。

50年の歳月を重ねてきた写真家と、これからキャリアを積み上げていく写真家の邂逅という点も見どころです。ぜひ、この機会にご覧ください。 

小原一真写真展「Exposure/ Everlasting ー30年後の被曝に向き合うために」

ARTLOGUE 編集部2018/11/08(木) - 18:05 に投稿

戦争や核などの社会問題に対し独自の方法で表現活動を続ける写真家・小原一真が、チェルノブイリの今を見つめ、30年後の未来を考える特別展示を原爆の図丸木美術館で開催中です。チェルノブイリ原子力発電所事故は1986年に起きた世界最大の原子力事故と言われています。小原は2015年から2年間、延べ7ヶ月に渡り、ウクライナに滞在し二つの作品を制作しました。「Exposure」では、立ち入り禁止区域で発見された被曝した中判フィルムを用いて、事故直後に母親の胎内で被曝した女性、マリアの見えざる障害を描いています。4分から8分の長時間露光によって作られた抽象度の高いそれらの白黒写真は、目に見えない彼女の障害を見るための想像力を喚起し、「Everlasting」では、廃炉作業を担う作業員の通勤風景、そこで暮らす若者たちの恋愛、結婚、出産を記録しながら、世代を超えて永遠のように引き継がれていく原子力産業、そして、そこで生きていく人々を描き出しています。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 世界文化遺産登録記念 クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし ―杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 02:30 に投稿
世界的に活躍するアーティスト・杉本博司が、天正少年使節のイタリアでの足跡を追って撮影した新作シリーズを紹介する展覧会。杉本の「海景」や桃山~江戸時代の日本美術および天正少年使節関係史料も併せて展示します。杉本のまなざしは、私たちに少年たちの視覚経験を四世紀余の時を越えて鮮やかに追体験させてくれるでしょう。

松江泰治 地名事典|gazetteer

ARTLOGUE 編集部2018/10/20(土) - 02:30 に投稿
松江泰治(1963- )は、東京大学理学部地理学科卒業後、写真作家としてデビューします。以降、地平線のない構図、平面性への強いこだわり、被写体に影が生じない順光での撮影という一貫したスタイルで世界中の土地を撮影してきました。作品では、中心性、周縁、奥行、コントラストが徹底して排除され、あらゆる要素が等価に扱われたフラッ

WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
写真家として今年20周年を迎えるLESLIE KEE(レスリー・キー)。今回、彼が今まで手がけていた2つのプロジェクトについて、もっと大きく、そして広く捉えて一つの空間に表現するという展示にチャレンジします。フォトグラファー・LESLIE KEEがライフワークとして世界中を飛び回り、様々な国籍や人種、職業、親子、恋人、友人を撮り続け、500名もの愛を切り取ったSUPERLOVEシリーズと「すべての愛は、うつくしい」を掲げ、100組以上ものLGBTカップルのブライダルフォトを撮影したharMony SUPER LGBT WEDDINGプロジェクトを展開します。プロジェクトによって制作された作品と、本展覧会のために新しく撮り下ろした新作を加え、合計約100点を展示します。

建築 × 写真 ここのみに在る光

ARTLOGUE 編集部2018/10/18(木) - 02:30 に投稿
本展では東京都写真美術館のコレクションを中心として、さまざまな建築を捉えた写真を展示します。写真が発明された頃からどのような建築が写されてきたのか、そして現代の写真家がどのように建築を捉えてきたのかを紹介します。その中には、今ではすでに存在しないものや、実際に見ることが困難なものも少なくありません。写真家が建築を撮るときに感じた光を追体験していただけることでしょう。