やなぎ みわ

モダンアート再訪 — ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展

ARTLOGUE 編集部2018/02/15(木) - 15:56 に投稿
三岸 好太郎《海と射光》1934年

 

20世紀美術は様々な美術運動の消長の歴史ととらえることができます。印象派に始まり、エコール・ド・パリ、シュルレアリスムから一連の抽象画にいたる流れは主にヨーロッパで育まれ、広い意味でモダンアートと呼ばれています。

そして第二次大戦後、モダンアートの舞台はヨーロッパからアメリカに移り、巨大な抽象絵画やポップアートといった新たな成果を生み出しました。日本でもこれらの動向に呼応する作品が制作される一方、明らかにそこから逸脱する作品も生み出されました。明治以降、日本において欧米の美術がいかに受容され、いかなる変容を遂げたかという問題は日本の近代美術史を論じるにあたって興味深い主題です。

1979年に開館した福岡市美術館は近現代美術と古美術を二つの柱とする16,000点に及ぶコレクションによって知られています。2019年のリニューアルオープンに向けて、美術館が大規模な改修工事に入ったことを得難い機会として、この展覧会では福岡市美術館が所蔵する近現代美術のコレクションによって、モダンアートの歴史をあらためてたどりたいと考えます。

港都KOBE芸術祭

ARTLOGUE 編集部2017/10/12(木) - 02:19 に投稿

神戸が港とともに国際都市として発展した150年の歴史を踏まえ、“時を刻み、豊かな広がりへ”をテーマに、「港都KOBE芸術祭」が1か月にわたり開催されます。人気遊覧船「神戸シーバスファンタジー号」がアート鑑賞船として運航され、神戸のまち並みと六甲の山並みを背景に展示された、時間や気候により刻一刻とその表情を変化させる立体作品やインスタレーションを楽しむことができます。アジア最大級のビエンナーレである韓国・光州や、友好都市・天津市「フェイタイ芸術センター」からの作家による作品も出展予定です。大型客船が入港するポートターミナルや、空からの玄関口、神戸空港にも映像作品などが展示され、この秋、“ハイカラ神戸”ならではの芸術祭が展開します。

 

■神戸開港150年記念「港都KOBE芸術祭」 出展作家・やなぎみわさんによる作品展示とクロージング・イベント「世界の港へ贈るもの」開催!

1.やなぎみわさんによる作品「花鳥虹」の展示

展示会場:メリケンパーク