マリー・ローランサン

「不思議の国のアリス展」神戸展

ARTLOGUE 編集部2018/12/07(金) - 21:55 に投稿

イギリスの作家、ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」は誕生から約150年を迎え、すでに170もの言語に翻訳され、初版から毎年途切れることなく出版され続けている世界的ベストセラーとなっています。少女アリスが迷い込む不思議な世界とキャラクターは、今もなお、国や地域、年齢を問わず多くの人を魅了し続けています。

本展は「不思議の国のアリス」の原点や、現代に至るまで、様々な分野に影響を与え続けるこの物語の魅力を、日本初公開を含む貴重な作品と共に紹介します。

[gallery 5649]※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。

 

アナザー・ストーリー /人の数だけ、物語がある。

ARTLOGUE 編集部2018/12/05(水) - 14:33 に投稿

マリー・ローランサンの《扇を持つ若い女》(1913年)、パブロ・ピカソの《首飾りをつけたジャクリーヌの肖像》(1959年)、アンディ・ウォーホルの《マリリン・モンロー(マリリン)》(1967年)。いずれも、30歳前後の女性の顔をクローズアップしています。人生の激動期を迎えていた画家ローランサン自身の30歳の顔、14年後にピカソの最期を看取ることになるジャクリーヌ・ロック32歳の顔、そしてアメリカ中の憧憬を集めながら1962年に36歳という若さで亡くなった女優マリリン・モンロー27歳の顔です。異なる時空を生きた同年代の女性たちをめぐる物語が、優れた芸術家たちの手によってそれぞれ鮮やかに立ち上がっています。

本展覧会では、高崎市美術館のコレクションから「もうひとつの物語」を秘めた作品たちを選び、「人生の中の顔」「物語る絵画たち」「戦争と美術」などをキーワードとして読み解いていきます。

ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 18:51 に投稿

資生堂アートハウスでは、好評を博した「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」展に引き続き、19世紀末以降、次々に発表された多様な香水のために創作された、ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶を採り上げた「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展を開催いたします。

本展では、ルネ・ラリック(1860-1945)を始め、彫刻家として活躍し、1920年代からは香水瓶のデザインに偉才を発揮したジュリアン・ヴィアール(1883-1938)、また、シュルレアリスムの画家として知られたサルバドール・ダリ(1904-1989)などによる独創的な作品を交えながら、19世紀末から約100年の間に制作されたおよそ100点を展覧いたします。前期展とは趣の異なる、遊び心に富んだ香水瓶の数々を楽しんでいただけることと存じます。