南青山

若手女性作家グループ展シリーズ Ascending Art Annual Vol.2

ARTLOGUE 編集部2018/07/04(水) - 18:47 に投稿

ミレニアル世代4作家が捉える、

スマート社会における「まつり」

スパイラルは、若手女性アーティストを中心に紹介する展覧会シリーズ「Ascending Art Annual」を2018年7月19日(木)̶8月5日(日)までスパイラルガーデン(スパイラル1F)にて開催いたします。

第2回目のテーマは「まつり、まつる」。「祭り」、「奉り」、「祀り」、「政り」、「纏り」など、さまざまに表される「まつり」は、神を祀る(まつらう)から派生し、祈祷・祝祭はもとより、政治や衣服、そして関係性を尊ぶなど多様な意味を持ちます。
産業を取り巻く構造が変化し、土地や慣習に暮らしが縛られない現在。アーティストたちは、祭礼や偶像崇拝、文様などに向き合い、場と時と人々を独自の手法でつなぎ直そうと試みています。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など便利さが優先される時代に、あえて不合理な営みを取り入れ、共感や興奮、畏怖、時に反発などの感情を生み出す「まつり」は、新たな共同体の維持装置になりえるのでしょうか。

特別展「新・桃山の茶陶」

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
信楽・備前・伊賀の大胆な箆目(へらめ)と歪み、志野の白釉に浮かぶ力強い鉄絵、織部の多彩な形と爽快な釉薬の掛け分け、そして唐津の自由な文様表現。16~17世紀初頭に作られたこれら「桃山の茶陶」は、唐物にはない和物茶陶ならではの魅力に溢れ、日本を代表するやきもののひとつとなっています。 根津美術館では平成元年(1989)