ポール・デルヴォー

終わりのむこうへ : 廃墟の美術史

ARTLOGUE 編集部2018/10/20(土) - 02:30 に投稿
栄華や文明の痕跡を残しながら崩れ落ちようとする建造物や遺跡。「廃墟」は西洋美術のなかで、風景画の一角にくりかえし描かれていました。18世紀から19世紀にかけて、興味深いことにいわゆる廃墟趣味が流行すると、「廃墟」は絵画の主役の地位を確立していきます。この展覧会では、西洋古典から現代日本までの廃墟・遺跡・都市をテーマとした作品を集め、これら「廃墟の美術史」をたどります。

モダンアート再訪―ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展

ARTLOGUE 編集部2018/06/01(金) - 15:35 に投稿
三岸好太郎 《海と射光》 1934

 

国内屈指のモダンアート・コレクションが来広

様々な運動で彩られる20 世紀美術を巡る旅へ誘います

 

20 世紀の美術は、次々に現れる前衛的な美術運動によって彩られています。シュルレアリスムから戦後の抽象表現主義、ポップ・アートまで、欧米を中心に展開した美術の流れは「モダンアート」とも呼ばれています。

1979 年に開館した福岡市美術館は、近現代美術と古美術を二つの柱とした16,000 点に及ぶ幅広いコレクションをもつ美術館として知られています。2019 年のリニューアルオープンに向けた大規模な改修工事の期間にあることを貴重な機会として、この展覧会では同館が所蔵するヨーロッパとアメリカ、そして日本の優れた作品約70 点を一堂に紹介し、モダンアートの歴史を改めてたどります。