サム・フランシス

マイ・コレクション展2018

ARTLOGUE 編集部2018/11/27(火) - 18:31 に投稿

寺田倉庫(東京都品川区 代表取締役:中野 善壽)は2018年11月29日(木)より12月9日(日)までの期間、アート展覧会「マイ・コレクション展2018」を東京・天王洲T-ART HALLにて開催いたします。

2015年より継続開催している「マイ・コレクション展」は寺田倉庫の美術品倉庫をご利用いただいているお客様の珠玉のコレクションからその一部を展示する展覧会です。5回目を迎える今回は、王貞治さん、藤井フミヤさんなど各界著名人の所蔵作品からキュレーションを実施し、増田セバスチャン、野原邦彦など現代アートを代表する作家の作品が集結するなど、バラエティーに富んだ展示内容を予定しております。

〈コレクション出展者〉
王貞治、白木聡 / 鎌田道世、出川博一、藤井フミヤ、牧正大、光本勇介、宮津大輔 他(順不同)

〈出展アーティスト〉
五木田智央、藤井フミヤ、増田セバスチャン、野原邦彦、アンディ・ウォーホル、ローレンス・キャロル、ジョージ・コンド、フランク・ステラ、サイモン・フジワラ、サム・フランシス、タワン・ワトゥヤ他(順不同)
 

モネ それからの100年

ARTLOGUE 編集部2018/05/19(土) - 12:52 に投稿

モネが現在パリのオランジュリー美術館の壁面を飾っている睡蓮の大作に取りかかるのは、ちょうど100年ほど前のことです。画家が没した翌年の1927年にこの睡蓮の壁画が公開された時、人々の反応は今では考えられないほど冷淡なものでした。それから20年余、あまりに時代に先んじていたモネの斬新な絵画表現は次第に理解者を増やし、今では現代美術の出発点として位置付けられています。戦後アメリカの抽象表現主義の作家たちはいうに及ばず、21世紀の今を生きる作家たちにとっても、モネは尽きることのない創造の泉として生き続けているのです。

この展覧会では、約90点の出品作品によって、印象派を超えて現在にまでつながるモネ芸術の深みと広がりを、彼の精神を受け継ぐ後世代の作家たちと比較検討することにより明らかにしていきます。またモネから現代へと向かう流れだけでなく、現代の視点からモネを見直すことにより、その新たな価値の発見を目指します。時代を超え、あらゆる人々を魅了し、刺激し続けるモネの絵画。現代美術との出会いによって再び覚醒する、この巨匠の永遠の魅力をお楽しみください。