小泉明郎

セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-

ARTLOGUE 編集部2019/04/08(月) - 21:27 に投稿

2019 年、日本ポーランド国交樹立 100 周年記念事業として、日本、ポーランド両国で多彩な事業が開催されます。京都では、2019 年 5 月から 6 月にかけてポーランドと日本の現代美術を紹介する企画展を、ポーランドの国立文化機関であるアダム・ミツキェヴィチ・インスティテュートと京都市の文化芸術の創造発信拠点である京都芸術センターが共同で開催します。展覧会は、両国のアーティストによる共同制作を含んだ内容で、多彩な関連企画、また大学や他機関とも連携した事業等も合わせて、京都芸術センターやロームシアター京都、世界遺産・二条城での特別展示等、京都市内の会場を舞台にした約 1 か月間の祭典となります。

また、ポーランドのポズナン、シチェチンの各都市では、京都での現代美術展を再編しポーランド・ヴァージョンで展覧会を開催します。

 

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あいちトリエンナーレ2019

ARTLOGUE 編集部2018/10/26(金) - 17:55 に投稿

あいちトリエンナーレは、2010年より3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭です。

4回目となる2019年の芸術監督を務めるのはジャーナリストかつメディア・アクティビストである津田大介。「情の時代」をテーマとし、国内外から80組以上のアーティストを迎え、国際現代美術展のほか、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなど様々な表現を横断する、最先端の芸術作品を紹介します。

 

21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで

ARTLOGUE 編集部2018/05/16(水) - 17:37 に投稿
マシュー・バーニー《Ms.-グッドヤー》1995年 © Matthew Barney

 

タグチ・アートコレクションは、実業家の田口弘氏が収集した国内有数の現代美術コレクションです。400 点を超えるコレクションは、出身地もさまざまで、グローバルに活躍する作家たちの作品からなり、いまの美術の動向を一望することができます。本展では、コレクションの中から、2000 年代に制作された作品を中心に、現代の美術作品を紹介します。

現代の美術の特徴のひとつに、作品の中に「美術とは何か」という自己言及性を抱えていることが挙げられます。アンディ・ウォーホルのように広告やアニメーションのイメージを取り込んだり、あるいは、過去の巨匠の作品を引用したりしながら、「私の考える美術」を提示しています。

また、ものをつくるという行為は、作家の体そのものから発する内的なものだという考え方もあります。民族やジェンダーを主題にした作品や、映像作品にみられる物語性を取り入れた作品は「私はなぜ私であるのか」を見る人に問いかけてきます。