眞島直子展 地ごく楽
《妖精》 2011年 個人蔵 (写真提供:ミヅマアートギャラリー)
名古屋出身の真島直子(1944- )は、白い大画面に鉛筆のみで細密描写を行う「鉛筆画」や、多色で鮮烈な印象を与えるオブジェによって、「地ごく楽」(地獄+極楽)の世界に生きる人間の本性を表現しています。本展では、〈地ごく楽〉シリーズなどの代表作品に初期作品と油彩画の近作を加えて、作家の創作の歩みを紹介します。本展は今日の日本を代表する作家として国内外で評価を受けている真島直子の郷里で開催されるはじめての大規模個展です。