企画展示「標本を未来に引き継ぐ ~ 新収資料展2019 ~」

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:32 に投稿
自然史博物館では、常設展で展示されているものだけでなく、収蔵庫に170万点を超える標本を収蔵しています。これらの標本は博物館学芸員が収集したものだけでなく、市民からの寄贈や震災などの自然災害や施設の閉鎖により廃棄される可能性のあったものをレスキューすることで加わったものもあります。博物館に収集された標本群は、展示に用いられるだけでなく、研究や教育など様々な目的で使用され、社会の共有財産として未来に引き継ぐことが、博物館の使命のひとつでもあります。 今回開催する企画展示では、主に2011年以降に当館で収集された標本を展示し、その標本の意義と博物館での資料収集活動について紹介します。岐阜県熊石洞で採集された哺乳類化石、鳴橋直弘氏(富山大学名誉教授)のバラ科・ユリ科のコレクション、昭和5年に閉館されその後ほとんどの行方が分からなくなっていた舞子介類館の貝類標本、2017年に淡路島に漂着したオキゴンドウの骨格標本などを展示します。

大恐竜展 in なんば ~ よみがえる地球の絶対王者 ~

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:32 に投稿
全⾧12mを超えるティラノサウルスのロボットや貴重な全身復元骨格を紹介。最新の研究に基づき謎に満ちた恐竜の姿にせまります! 子供から大人まで、私たちの心をつかんで離さない「恐竜」。1億6000万年以上という長い時代、地球の絶対王者であった恐竜は、唯一の手がかりである「化石」を元に、発掘、調査、研究というプロセスを経ることで、その謎に満ちた姿が少しずつ明らかになってきました。 最新の研究では、「鳥類は恐竜の子孫」であることが分かりつつありますが、まだまだ未解明の部分も多く、私たちの興味が尽きることはありません。本展では、恐竜の姿を復元したロボットや全身復元骨格などを通して、恐竜の誕生から絶滅まで、時代を追って恐竜の姿を紹介。これほどの長きにわたり繁栄し続けた恐竜の謎について、最新研究を踏まえて紹介します。 【開館時間】 11:00~18:00 ※土日祝休日は10:00開館 ※入館は閉館の30分前まで

北斎漫画と富嶽三十六景

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:31 に投稿
葛飾北斎(1760-1849)は、90歳で没するまでの約70年問にわたり、狂歌絵本、読本、絵手本、錦絵、肉筆面など様々な分野で活曜しました。その画業は、在世当時からヨーロッパに伝わり、特に「北斎漫画」は、ヨーロッパでジャポニスムがおこるきっかけとなったともいわれています。 天保2年(1831)頃より西村永寿堂から刊行された「富嶽三十六景」は、当時の富士信抑の盛行を背景に、斬新な構図や西洋から輪入された化学顔料べロ藍による鮮やかな発色で入気を博しました。「富嶽三十六景」の作品の中には、「北斎浸画」の人物ポーズや構図等を生かして描かれたと思われる箇所がいくつかみられます。本展では、その関連性を考察しつつ「富嶽三十六景」全46図を一挙公開します。

佐々木龍彦 ガラス展 ~ 硝子絵物語 ~

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:31 に投稿
山梨県に工房を構える佐々木龍彦さんはさまざまな技法をあやつり、多彩な作品を生みだしています。やわらかく光を宿す吹きガラスや四季折々の花鳥風月が彫刻されたサンドブラスト技法など、繊細な色彩と技が織りなす佐々木さんの世界をお楽しみください。 作家在廊日: 4月13、14、28、29日

PRAYER FOR FERTILITY 豊穣の祈り

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:31 に投稿
人類の発祥はアフリカ大陸で、そこから世界中に散らばっていきました。その過程で、狩猟や農耕の様々な手法が考え出され、それと同時に様々な文化が生まれました。生きてゆくためには豊かな実りが必要ですし、それが子孫繁栄にも繋がっていきました。豊穣多産はそれぞれの民族の願いであり、神に祈り、感謝をする儀礼が生まれました。それらに使われる彫像、マスク、テキスタイルや道具には生きるための切実な祈りが込められています。 今回の展覧会では、アフリカ、オセアニア、インドネシア、フィリピンやアジアの民族の豊穣の祈りに関する美術を紹介します。

平山郁夫没後10周年記念展「群青の世界」

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:31 に投稿
日本画家、平山郁夫が2009年12月に逝去し、早くも10年の歳月が経とうとしています。 平山郁夫は、日本文化の源流を求め、仏教伝来の道でもあるシルクロードをくまなく旅し、平和をテーマとした数々の名作を残した戦後の日本画壇を代表する画家です。 また画業のかたわら、敦煌やアンコールワット、バーミヤンなど危機に瀕した世界各地の文化財保護活動にも尽力し、ユネスコ親善大使などを歴任、79歳の生涯を駆け抜けました。 2019年3月から、平山郁夫シルクロード美術館では、没後10年の節目にあわせ、その画業を振り返り、これまで展示していなかった秘蔵品や、月刊誌の表紙絵、制作資料などを織り交ぜながら、平山郁夫のいまだ知られざる絵画世界をご紹介いたします。

『プリーツ・マシーン』2 :中嶋興×松澤宥 ― 写真上の部屋

ARTLOGUE 編集部2019/03/30(土) - 02:31 に投稿
1969年、中嶋興は松澤宥の「ψ[プサイ]の部屋」へ赴き、写真撮影を行った。「ψの部屋」は松澤が制作していたアトリエであるとともに、それ自体も作品として考え得る部屋である。完成と未完成が混淆した制作物の群れで埋め尽くされているこの部屋で行われたのは、単なる撮影ではない。松澤とこの部屋へと向けられた2日間に渡る中嶋の執拗な関心は、半ば仕組まれ、半ば偶然行われたパフォーマンスへと生成し、その記録写真として結実している。およそ1500枚に及ぶこの写真群* は、松澤と一つの部屋へと差し向けられた1500のパースペクティヴであるだけではなく、中嶋と松澤と「ψの部屋」によるパフォーマンスというひとつの出来事の諸断片である。アーカイヴはいかにこの出来事と膨大な写真群を思考できるのだろうか。印刷物と展示(動画・写真)を通じてこの問いにこたえたい。 ※慶應義塾大学アート・センターでは写真を中心とした中嶋興資料を所管している。