八木俊實展 とっとりの四季
鳥取を中心に活動する洋画家・八木俊實氏。31歳で独学で油絵を描き始め、わずか1年後には鳥取市民美術展、鳥取県美術展に相次いで入選するという実力の持ち主です。
その八木氏の50年にわたる芸術活動の集大成となるのが、このたびの当館の企画展。鳥取を中心に四季折々を描いた40点前後の風景画を一挙に公開します。
鳥取のみなさんが
館長 山梨 俊夫
前館長建畠晢氏の後を襲って、今春四月に着任いたしました。
国立国際美術館が中之島に移り8年目を迎え、これまでを振り返ると、千里の万博記念公園に開館して以来30数年の歴史の蓄積のなかに貫かれている美術館活動の方向性が見えてくる。もっとも顕著なのは、現代に積極的な関心をもち、美術の現代から発せられる様々な問題を探り出し、人々とともに考えていこうということである。もちろん、当美術館の活動はそれだけに限られない。しかし、国立国際美術館は、この一貫した方向性をもっとも重要な軸線と考え、それを持続させることで自らの個性を形成してきた。新たに舵取りを務めるにあたって、この軸線を大きく変更せずに維持していくことがまず肝要だと考えている。