花と鳥は人々にとって人生を歩む友として重要な役割を担っています。この世にもし花々と鳥たちがいなかったら、日常の生活は味気ないものとなるでしょう。清少納言は、「木の花は、濃きも薄きも紅梅。桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細くて咲きたる。…鳥は、異所のものなれど、鸚鵡、いとあはれなり。人の言ふらむことをまねぶらむよ。ほととぎす。くひな。しぎ。都鳥。ひわ。ひたき。…」(『枕草子』)と述べたように、平安の昔からそれらは人々の生活と密接に関わってきました。 今回の展覧会では、私たちの生活に彩りを添える、選りすぐりの花鳥画を展示いたします。また、近代日本画の巨匠であり、花鳥画の名手として知られる上村淳之先生のご厚意により、ご尊父・上村松篁先生と淳之先生の力作を特別に展示いたします。
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上位美術館・ギャラリー
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展覧会
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