プリピクテジャパンアワードは、地球の持続可能性(サステナビリティ)の問題に対して強いメッセージを投げかけている、優れた若手日本人写真家を支援することを目的にしています。日本が世界的にも優れた写真家を多く輩出していることを受けて、写真プルニエ財団(Prunier Foundation)の支援により、プリピクテはこの賞を2015年に設立しました。現在までに二回の賞が授与されており、受賞者は菊地智子(2015年受賞)、志賀理江子(2017年受賞)の両氏です。第3回目の賞は2020年初旬に予定されています。
本展覧会では、受賞者の菊地智子、志賀理江子をはじめ、最終候補に残った小原一真、笹岡啓子、吉田志保、横田大輔の計6名の作家の作品が展示されます。
■プリピクテについて
2008年にスイスのPictetグループによって創設されたPrix Pictetは、昨今の最も緊迫した社会問題・環境問題に寄与する優れた写真家たちの作品を展示し、世界的に高い評価を受けてきました。創設以来、約90名の世界的に活躍する写真家達がプリピクテの最終候補に選出されています。これまでの7名の最優秀賞受賞者は、ベノー・アキン(テーマ:Water〈水〉)、ナダフ・カンダー(Earth〈地球〉)、ミッチ・エプスタイン(Growth〈成長〉)、ルック・ドラエ(Power〈権力〉)、マイケル・シュミット(Consumption〈消費〉)、ヴァレリー・ベラン(Disorder〈混乱〉)、リチャード・モス(Space〈空間、宇宙〉)です。
これまで7回開催されたプリピクテでは、4,200人近い写真家のノミネートがあり、世界各地の40都市で90以上の展覧会が開催されました。これまでに約50万人の人々がプリピクテの展覧会を訪れています。
第8回目のプリピクテのテーマは「Hope(希望)」です。受賞者となった写真家には100,000スイスフラン(日本円約1,100万円)の賞金が授与されます。
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開催概要
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会 期: 2018年12月13日(木)~12月29日(土)
会 場:代官山ヒルサイドフォーラム
時 間:11:00~19:00
*最終日は17:00終了
休 館:会期中無休
料 金:無料
開催期間
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