フェルメール展

ARTLOGUE 編集部2018/08/22(水) - 02:30 に投稿

「恋文」大阪発上陸!

17世紀オランダ黄金時代を代表する画家、フェルメール(1632-75)。ミステリアスな緊張感をたたえた静謐な空間、光の粒子までもを捉えた独特な質感を特徴とし、「光の魔術師」と称されることもあります。寡作でも知られ、現存する作品はわずか35点(研究者によって見解が異なる)とされ、希少性も人気の一つです。

世界屈指の人気を誇る画家フェルメールですが、熱狂ぶりが始まったのは、実は近年になってのこと。フェルメールは作品点数が少ないことから、美術ファンの間でもルーベンスやレンブラントほどには知られていませんでした。 世界的なブームは、1995-96年に米国ワシントンとオランダのデン・ハーグで開かれたフェルメール展に端を発します。この展覧会でフェルメール人気が一気に広まりました。

2000年、日本で初のフェルメール展が大阪1会場で開かれました。大阪市立美術館での「フェルメールとその時代」展は、約3ヶ月の会期で60万人もの動員を果たし日本でもフェルメール・ブームが本格化しました。

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