藤原秀郷 ― 源平と並ぶ名門武士団の成立 ―

ARTLOGUE 編集部2018/10/20(土) - 02:30 に投稿

藤原秀郷は、平安時代の中ごろに活躍した下野の武将で、中世東国武士の祖とされています。平将門の乱を鎮圧したことをきっかけに、秀郷は歴史の表舞台に登場しました。

秀郷の子孫には平泉の奥州藤原氏や歌人・西行を生んだ紀伊佐藤氏をはじめ、下野でも小山氏・長沼氏(のち皆川氏)・佐野氏・小野寺氏などの有力武士団が生まれました。以上のように、全国に広がった秀郷流武士団はまさに 源平と並ぶ名門武士団 と称しても過言ではありません。

そして、武芸の開祖と仰がれた秀郷の勇猛な戦いぶりは、超人的な武芸によって内乱を鎮め、大ムカデを退治したという俵藤太伝説を生み出しています。

本展では、藤原秀郷の足跡と今に語り継がれる伝説を通してその実像に迫るとともに、全国に広がった秀郷流武士団についても紹介します。

開催期間
-
画像
藤原秀郷 ― 源平と並ぶ名門武士団の成立 ―
アクセス数
0
0
0