明治初期の日光。旅行者は少しずつ増えてはいたものの、交通は発達の途上にありました。奥日光の高山に至っては、妖怪変化がいるとまで言われた時代で、訪れる人はほとんどいませんでした。明治のなかば過ぎ、国内外の研究者が何人か入山しましたが、今の登山ではごく当たり前に用いられている実測の地図などは一切なく、山をよく知る案内人が必要な状況でした。
ここでは、そんな時代、深山に分け入って昆虫や植物を採集・研究していた「ジョージ・ルイス」と「武田久吉」を紹介します。二人はどのような虫や草花に出会い、何を考え、残したのでしょうか。
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