加藤孝造氏の紹介
岐阜県瑞浪市出身、多治見市在住。多治見工業高等学校卒業後、岐阜県陶磁器試験場に勤務し、場長であった五代 加藤幸兵衛の指導をうけます。この時期には、光風会や日展の洋画部門での入賞経歴がありますが、20歳の頃から陶芸家を志します。
昭和45年(1970)、荒川豊蔵の助言により、桃山期と同じ構造の窯での焼成を決意し、可児市久々利の平柴に窯場を築き、同期の作陶技術を追求するとともに、独自の美意識を具現化するため、精力的な制作活動をおこなっています。また、私塾「風塾」を開き、若手陶芸家の指導・育成にも力を注いでいます。
平成22年(2010)7月、瀬戸黒の技法において、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。平成24年には、旭日小綬章受賞、平成26年に可児市名誉市民に推挙。
平成30年、可児市に自身の作品71点を寄贈されました。
今回は、この中の20点程を展示し、皆様にご覧いただきます。
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