現代最高峰の盆栽家を取り上げるシリーズ第2回展は、いまなお記憶に新しい「第8回世界盆栽大会inさいたま」において、日本を代表して記念デモンストレーションを行った世界的盆栽家、木村正彦さんを取り上げます。
プロの盆栽師として、著名愛好家の盆栽を数多く手掛ける木村さんには、販売を目的とすることなく、一盆栽家として作り続ける作品があります。それは中国の奇岩景勝地、黄山に見た、絶壁に根付く樹木の姿を表現した創作盆栽(注)です。
プロの立場を離れるからこそ、木村さん自ら“あそび”と称して探求を続ける創作盆栽の世界。本展では、まさに木村盆栽の結晶と言える創作盆栽をはじめ、歴史に名を刻む名樹の数々を紹介します。
他にも横幅180センチを超える、“世界最高の素材”と木村さんが讃えた、初公開の一位(イチイ)の超大型盆栽など、みどころ満載の特別展です。
注:創作盆栽とは、石に木を植え付ける「石付き」や、寄せ植えなど、盆器(植木鉢)に一本の樹木を植えた、”一盆一樹”と呼ばれる典型的な盆栽とは異なる様式を指します。
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