広重没後160年記念 原安三郎コレクション公開 北斎と広重展

ARTLOGUE 編集部2018/10/02(火) - 02:30 に投稿

歌川広重没後160年を記念して、日本化薬株式会社元会長・原安三郎氏のコレクションから、葛飾北斎・歌川広重の貴重な木版画作品、肉筆作品を中心に公開します。
同コレクションは、一人の収集家の所蔵品としては、まれに見る質と規模を誇ります。原氏が集めた版画作品の中には、初摺の中でも最初期に摺られたものも多く含まれていると考えられています。また、保存状態が極めて優れているため、たった今摺り上がったような鮮やかな色彩を目にすることができます。
本展では、北斎の代表作《冨嶽三十六景》や諸国の名瀑を描いた《諸国瀧廻り》、広重の三枚続揃物《雪月花》、肉筆画など、世界的にも有名な作品を数多くご覧いただきます。合わせて当館所蔵の《東海道五拾三次之内》(保永堂版)や《東海道》(隷書版)、《名所江戸百景》といった名品の数々も展示いたします。
今秋、浮世絵風景画の二大巨頭、北斎と広重の描き出す美しい世界をお楽しみください。

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広重没後160年記念 原安三郎コレクション公開 北斎と広重展
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