日本海軍の知将として知られる秋山真之は、1868(慶應4/明治元)年、伊予松山に生まれました。明治は、誰もが一定の資格を取得すれば、博士や官吏、教師、軍人などさまざまな道を選ぶことができた時代です。上京から3年後の明治19年、真之は海軍兵学校に入学、軍人としての道を歩みはじめます。その後、米英留学を経験し、日露戦争では連合艦隊作戦参謀に起用されるなど、日本海軍で重要な役割を任されました。 「智謀湧くが如し」と称された真之。小説『坂の上の雲』に描かれた真之の人生を、海軍や家族に関わる資料をもとに紹介し、「明治」という時代を担った青年のひとり、秋山真之の歩みをとおして、ひとつの時代の流れを感じ、考えるきっかけになる展覧会です。
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