和服離れが進む現代においても、唯一、若い年齢層も含めてファンを増やしているのが夏の涼衣、ゆかたです。
ゆかたは、江戸時代に入浴後のくつろぎ着として着られるようになり、やがて夏の気軽な外出着として定着しました。長板中形の型染めや有松絞りなど、伝統の技法を生かしたゆかたから、おはしょりなしのデザイナーゆかたまで、伝統の枠を超えて、現在の生活の中で進化を続けています。
本展では、江戸から昭和にいたるゆかたや型紙に加えて、当時の風俗を描く浮世絵などを中心に紹介し、素朴でありながら繊細さを兼ね備えたその魅力を、デザイン性と遊びの要素から紐解きます。
【前期】2018年7月14日(土)~8月6日(月)
【後期】2018年8月8日(水)~9月3日(月)
開催期間
-
上位美術館・ギャラリー
画像
アクセス数
0
0
0