住所
神奈川県 三浦郡葉山町一色2208-1
エリア
概 要
2003年3月に竣工、10月に開館した葉山館は、神奈川県立近代美術館の3番目の建物です。最新の照明設備、空調設備を備えた展示室のほか、資料の収集と情報の発信拠点を目指す美術図書室、多彩な視聴覚設備を備えた講堂、保存技術の粋を集めた収蔵庫など、最新の美術館施設となっています。
生活の中で美術館に親しんでいただけるよう、エントランスホールから中庭、レストラン、ミュージアムショップ、庭園、さらに地下1階の美術図書室などは、観覧料なしでご利用いただけます。
建 築
葉山館は、日本で最初の公立近代美術館である「鎌倉近美」の活動実績を継承し、美術館に求められる新たな社会的役割に十分対応するため、もうひとつの拠点として構想されました。設計者は、プロポーザル指名によって選ばれた(株)佐藤総合計画で、平成9年度より設計を開始し、平成12年度にはPFI方式を導入して新築工事に着手しました。
設計にあたり、美術館を使う立場から学芸員が「ビルディングプログラム」を作成し、これを設計に反映させるため、調査設計の段階から美術館と設計者が意見交換と検討を積み重ね、平成11年度に実施設計をとりまとめました。工事段階においても、美術館、 設計者、施工者、事業者が協力して光環境実験を行うなど、設計機能の向上を図りました。
画像
郵便番号
240-0111
アクセス数
0
1
1
緯度
35.26496674
経度
139.57686932