ハーグ派

ゴッホ展

ARTLOGUE 編集部2019/04/13(土) - 02:31 に投稿
鮮やかな色彩と勢いのある筆づかいで今も世界中から愛されているフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。37年の生涯のうち画家として活動したのはたった10年に過ぎず、代表作のほとんどは晩年のわずか数年間で描かれたものでした。 27歳の頃に画家を志した当初は、オランダで「ハーグ派」と交流しながら、暗い色彩で農村風景や静物などを描いていたファン・ゴッホ。目にした風景や事物をデッサンし、それを元に抒情的な光景を描いたハーグ派との邂逅(かいこう)によって、画家としての基礎を身につけました。その後、弟テオの勧めで移り住んだパリで「印象派」と出会い、鮮やかな色づかいが生む効果に驚き、独自の作風を確立していきます。 世界各国からファン・ゴッホの作品約40点が集結する本展では、《糸杉》など晩年の代表作に加え、貴重な初期作品も来日。さらに、「ハーグ派」のマウフェやラッパルト、「印象派」のモネ、ルノワール、ピサロなど、彼に大きな影響を与えた画家による作品約20点も展示。画家としての原点を示す初期の画業から始まり、ポスト印象派を代表する画家になるまでの劇的な成長過程を辿ります。 ゴッホは、いかにしてゴッホになったのか。ハーグ派と印象派…“ふたつの出会い”によって導かれたファン・ゴッホの、短くも濃密な画業を堪能できます。

印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:10 に投稿
英国、スコットランド最大の都市グラスゴー。海運王ウィリアム・バレル(1861-1958)の豊富なコレクションから、コロー、マネ、ブーダンら19世紀フランス近代絵画、オランダのハーグ派、「グラスゴー・ボーイズ」や「スコティッシュ・カラリスト」などスコットランドの画家たちの作品を紹介する。 バレル・コレクションは、1944年にグラスゴー市へ寄贈、1983年から一般公開されてきたが、近年まで海外への貸出が制限されており、ドガの代表作《リハーサル》をはじめ、本展で公開されるバレル・コレクション全73点が日本初公開となる。 さらに、同市のケルヴィングローヴ美術博物館より、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど7点(うち3点日本初公開)を加え、総数80点を紹介する。

印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 12:47 に投稿
産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレル。彼は古今東西におよぶ様々なジャンルの芸術作品を集めてコレクションを築き、グラスゴー市に寄贈しました。その後、同市に美術館「バレル・コレクション」が設立し、一般公開されています。 本展では、9,000点以上にも及ぶバレル・コレクションの中から西洋近代絵画に焦点をあてた73点の作品と、同市のケルヴィングローヴ美術博物館が所蔵するゴッホやルノワールを含む7点の作品を展示いたします。日本初公開の知られざるドガの名作《リハーサル》をはじめ、バレルが独自の視点で収集した良質のフランス絵画のほか、クロホールら、スコットランド出身の画家や、オランダのハーグ派の作品を含む全80点を通じて、写実主義から印象派への流れをたどります。

印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション

ARTLOGUE 編集部2018/11/03(土) - 02:30 に投稿
産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレル。彼は古今東西におよぶ様々なジャンルの芸術作品を集めてコレクションを築き、グラスゴー市に寄贈しました。その後、同市に美術館「バレル・コレクション」が設立し、一般公開されています。 本展では、9,000点以上にも及ぶバレル・コレクションの