中央区

魔都の鼓動 上海現代アートシーンのダイナミズム

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 17:58 に投稿

中国随一の経済都市である上海は近年、地元政府の都市計画による後押しもあり、万博跡地を中心にアート関係施設やイベントが続々と増加し、首都北京を上回る勢いで活発な文化芸術活動が行われています。大規模なビエンナーレや国際アートフェアの開催の他、商業施設を含めた様々な日常空間の中でも次々に実験的な展示や活動が行われるなど、街の至るところでアートシーンの活況が感じられます。

本展では、そのような現在の上海のアートシーンが成立するまでに歴史的に大きな役割を果たしてきた巨匠から新世代の若手まで、国内初紹介となる作家も含めた計13組をご紹介します。そのうち5組は日本で初紹介となる作家であり、本展で初公開となる新作も複数含まれます。

図抜けたスケール感の立体作品から先端技術を駆使した新メディア作品まで、刺激に満ちた作品の数々を通して、目まぐるしく変化する隣国のシーンの熱気を体感いただければ幸いです。

 

「眠らない手」 エルメスのアーティスト・レジデンシー展<br>Les mains sans sommeil

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 22:05 に投稿

銀座メゾンエルメス フォーラムは、「眠らない手」エルメスのアーティスト・レジデンシー展を開催いたします。本展は、主にフランスに拠点をもつエルメスのさまざまな工房での滞在制作プログラムをご紹介するもので、2014 年から2017 年の間に参加した9名のアーティストの作品を二期にわたって展示いたします。

 

世代を超えて伝承される技をもつ職人と創造性豊かな現代アーティストが出会い、共有と協働を行う本プログラムは、2010年以来エルメス財団によって定期的に開催されています。工房に滞在するアーティストたちは、卓越した職人技に触れるとともに、シルク、皮革、銀、クリスタルといった普段は手の届きにくい素材を扱う機会を得ることになります。3人のメンターによって選出された9名の作家たちは、それぞれ職人とともに試行錯誤を重ね、新しい作品を生み出しました。

 

第12回 shiseido art egg 宇多村英恵 展

ARTLOGUE 編集部2018/06/12(火) - 13:52 に投稿
「When a line becomes a circle」(線が円になるとき) / HD Video / 6 minutes 46 seconds / 2013 年

 

資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、一世紀にわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展です。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会を作り上げます。

第12回目となる本年度は、全国各地より350件の応募をいただき、全体の7割以上を20-30代の方が占めました。今回も資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案されましたが、選考の結果、感性豊かな独自の視点から今日の世界を捉える3名、冨安由真(とみやすゆま)、佐藤浩一(さとうこういち)、宇多村英恵(うたむらはなえ)が入選となりました。入選者の個展を2018年6月8日(金)~8月26日(日)にかけて、それぞれ開催いたします。

 

第12回 shiseido art egg 佐藤浩一 展

ARTLOGUE 編集部2018/06/26(火) - 14:45 に投稿
「Mutant Variations Ⅰ」 2017年

 

資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、一世紀にわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展です。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会を作り上げます。

第12回目となる本年度は、全国各地より350件の応募をいただき、全体の7割以上を20-30代の方が占めました。今回も資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案されましたが、選考の結果、感性豊かな独自の視点から今日の世界を捉える3名、冨安由真(とみやすゆま)、佐藤浩一(さとうこういち)、宇多村英恵(うたむらはなえ)が入選となりました。入選者の個展を2018年6月8日(金)~8月26日(日)にかけて、それぞれ開催いたします。

 

■佐藤浩一 展 <映像>

2018年 7月6日(金)~7月29日(日) 21日間

第12回 shiseido art egg 冨安由真 展

ARTLOGUE 編集部2018/06/26(火) - 14:45 に投稿
In-between 2018年 冨安由真

 

資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、一世紀にわたり、活動を継続してきました。shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展です。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会を作り上げます。

菅木志雄個展「放たれた縁在 Released Existence on Edge」

ARTLOGUE 編集部2018/06/14(木) - 12:01 に投稿
©菅木志雄 Kishi SUGA

 

THE CLUBでは、もの派を代表するアーティスト菅木志雄の個展 「放たれた縁在」を開催いたします。

本展覧会では、1980年代から2016年にかけての菅の作品約20点を回顧展形式で展示致します。素材 「もの」を自在に操り、それらによって生み出される「空間」さえも作品としてみせる菅ですが、今回は「金属」の作品を中心に集め、アーティストの新たな側面をご紹介します。

幼少期から、自然を観察することに時間を費やしていたという菅は、木や石といった、ほとんど加工されていない自然に存在する素材を使って作品を制作しています。それに対して、今回の展示作品に用いられている銅やアルミニウムといった人間の手で作られた素材。 異なる「もの」と「もの」の間に生まれる関係、そしてそれを展示する「空間」と「もの」との相互性。菅は、自身の作品について「人間」も「もの」も同価値ということを提示していると述べています。
「自然」に存在する素材と、「人間」によって作られた素材、このふたつの「もの」が織りなす、荒々しくも、静かな空間をどうぞお楽しみください。

 

菅木志雄 (1944年―)

Seeing Is Believing 見ることは信じること

ARTLOGUE 編集部2018/09/05(水) - 02:30 に投稿
ポーラ ミュージアム アネックス | 東京都  SHIMURAbrosはユカ氏とケンタロウ氏からなる姉弟ユニットで、映画をベースとした制作活動を行い、映像や彫刻、インスタレーション作品など、その表現方法は多岐にわたります。また、2014年よりオラファー・エリアソンのスタジオにて研究員をしています。本展では「見る」という行為の本質を問いかける、映像と噴水を中心にした新作インスタレーションを発表します。「見る」ことの不思議を通じて、「見る」ことついて再考を試みる作品をご体感ください。

野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」

ARTLOGUE 編集部2018/08/08(水) - 16:32 に投稿
「Clumsy heart」 技法:ミクストメディア 2018年


ポーラミュージアムアネックス(東京・中央区銀座)では、表情豊かな鍔姿の人物を制作し、国内外でも人気の若手作家 野口哲哉氏の展覧会「~中世より愛をこめて From Medieval with Love 」を2018年7月13日(金)から9月2日(日)まで開催します。

一般的に鎧兜と言うと、美麗で猛々しい試士のイメージにつながりますが、野口氏が作る人物像はまるで日常のーコマのようであり、頬杖をついたり、棒立ちのまま空を見上げたりする姿には、楽しそうにも悲しそうにも、見る人の気持ちを投影する余白が広がっています。そんな不思議な佇まいと、纏う鎧兜の精巧さが織りなす作品は、どこか他人事には思えないペーソス(哀愁)と、思わず微笑んでしまうユーモアが同居しています。

「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」という気持ちが込められた野口氏の作吊には、想いにふけったり、喜んだり、傷ついたりと、日々を懸命に生きる私達と同じ感情が息づいています。

本展では、ポーラ・オルビスグループの商品にちなんだ新作を含む約50点を展示予定です。

 

特別展 「仏像の姿」~ 微笑む・飾る・踊る~

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:27 に投稿
日本には、古来多くの魅力的な仏像が伝えられています。本展覧会は、これらの仏像の作者である「仏師」の豊かな感性と独創性、そして高度な技術に光を当て、特に仏像の「顔」「装飾」「動きとポーズ」を切り口に、日本人の心と創造力を様々な角度からご覧いただくことに挑戦します。 例えば、「顔」では慈悲、微笑み、威厳、怒りなど色々な表