ライゾマティクス

20年後どう生きるのか? INNOVATIVE CITY FORUM 2017 開催

ARTLOGUE 編集部2017/10/09(月) - 00:25 に投稿

 INNOVATIVE CITY FORUM 2017

 

20年後、私達はどのように生きるのか?
都市とライフスタイルの未来を描く

 

世界の人口は増加を続けており、人々はますます都市に集中しています。この流れは加速することが予測されており、さらに一部の都市では、都市住民の高齢化も大きな問題になっています。一方で技術の進歩も加速し、次々と新しいライフスタイルや価値観を私達に提供しています。我々の未来生活は、自然環境、都市環境、家庭から仕事までを彩る科学技術、そしてアートやデザインなどのライフスタイルによって大きく規定されるでしょう。

いま、私達は自らの未来を、自らの意思でデザインする課題に直面しているのではないか?都市をいかにデザインしていくかは、人類の喫緊の課題ではないか?Innovative City Forumはこの共通認識のもとに、世界のオピニオンリーダーを迎えて議論する国際会議です。

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの 

ARTLOGUE 編集部2018/05/07(月) - 15:40 に投稿
杉本博司 《光学硝子舞台(小田原文化財団 江之浦測候所)》 2017年 神奈川 ©小田原文化財団

 

いま、世界が日本の建築に注目しています。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが国際的に高い評価を得ているのは、古代からの豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が、他に類を見ない独創的な発想と表現を内包しているからだとはいえないでしょうか。

日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。日々の暮らしや自然観といった目に見えないものの変遷も日本の建築を捉える上で重要な要素となるはずです。

本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう。