開館20周年記念展Ⅰ 細見コレクションの江戸絵画 「はじまりは、伊藤若冲」
<趣旨文>
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伊藤若冲(1716~1800)はその独創的な絵画様式で、それまでの京都画壇の常識を打ち破り、旧風革新と呼ばれる18世紀の新たな潮流を切り開きました。一方、以前は古代中世の宗教美術中心だった細見コレクションが、半世紀ほど前に、江戸時代絵画に覚醒する扉を開いたのも若冲でした。また、細見美術館での若冲との出会いが日本美術への入り口だったという方も少なくありません。
■はじまりは、伊藤若冲。
開館20周年を記念し、本展では館蔵の若冲作品全てを一堂に展示します。また俵屋宗達、尾形光琳、池大雅、浮田一惠、青木木米、冷泉為恭らの名品や風俗画など、細見コレクションを彩る江戸絵画の数々も花を添えます。若冲ワールドと江戸絵画の多彩な魅力をご満喫ください。