美術館

無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol. 14

ARTLOGUE 編集部2017/11/28(火) - 21:57 に投稿
吉野英理香《Untitled》from〈NEROLI〉2013 年 発色現像方式印画 ©Erika Yoshino
Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

 

本展について

 

「日本の新進作家」展は、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するため、新しい創造活動の展開の場として 2002 年より開催しています。14 回目となる「無垢と経験の写真」展では、日々の生活の中から純粋な個々人の経験を紡ぎ、多様なアプローチで削りだしている作家 5 名の写真表現を最新作と共にご紹介します。

開館30 周年 絵本のひきだし 林明子原画展

ARTLOGUE 編集部2017/11/28(火) - 19:23 に投稿
『こんとあき』(1989 年)林明子・作、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵

 

絵本作家・林明子さんが1976 年に初めて手がけた物語絵本『はじめてのおつかい』が誕生して40 年が経ちました。本展では、林さんの代表作『はじめてのおつかい』『こんとあき』から最新作『ひよこさん』までの絵本原画のほか、林さんがイラストレーターとして活動していた時の貴重な作品や、角野栄子さん作『魔女の宅急便』に添えた挿絵など、約200 点の原画や資料を展示します。林さんが描く温かく懐かしい絵本の世界をどうぞお楽しみください。

エリック・カール展 The Art of Eric Carle

ARTLOGUE 編集部2017/11/28(火) - 19:14 に投稿

ぽん!とたまごからちっぽけなあおむしがうまれてからおよそ50年。アメリカを代表する絵本作家エリック・カール(1929- )は、小さなあおむしとともに長く豊かな道を歩んできました。本展は、いまなお輝きを失わないエリック・カールの世界を、原画を中心に、初期の素描・版画、立体や最新作のコラージュも交えた約160点の作品、資料により振り返るものです。カールに出会ったばかりの子どもたち、親として再会を果たしたおとなたちに、色彩豊かなその世界が開かれることでしょう。

 

Part I エリック・カールの世界

『はらぺこあおむし』をはじめ、色鮮やかな作品を世に送り出してきたカール。生きものや自然、家族などのテーマにより、シンプルで繊細な原画の数々をお楽しみいただきます。


Part II エリック・カールの物語

他のアーティストからの影響や、絵本を超えたさまざまな創作活動に触れながら、「色の魔術師」と呼ばれるカールの人生をたどります。

 

ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる

ARTLOGUE 編集部2017/11/24(金) - 13:53 に投稿
《ジャガー》2015 年

 

初期作から最新作まで約250 点を紹介する初の全国巡回展

 

野生の匂いと息づかい。自らをたのみにたくましく生き抜く自信と気高さ。
2017 年秋から冬にかけ、長崎県美術館の展示室は「いきものたち」の気配と音に満たされます。
ブラティスラヴァ世界絵本原画展で連続受賞を果たすなど、その活躍がますます注目される画家・絵本作家のミロコマチコ。本展では、展覧会のために描き下ろした絵画をはじめ絵本原画、立体作品、人形、家具ブランドとのコラボレーションなど多彩な作品約250 点によって、その魅力に満ちた世界を余すことなくお伝えします。
『オレときいろ』(2015 年、金のりんご賞)、『けもののにおいがしてきたぞ』(2017 年、金牌)などブラティスラヴァ世界絵本原画展の受賞作はもちろん、出来たての絵本『まっくらやみのまっくろ』の原画も展示。イベントやワークショップも充実!またとないこの機会をお見逃しなく!

 

国立新美術館開館10周年 新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで

ARTLOGUE 編集部2017/11/21(火) - 11:52 に投稿
© 2016「 君の名は。」製作委員会 © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films © Makoto Shinkai/ CMMMY

 

アニメーション監督・新海誠の商業デビュー15周年を記念し、「国立新美術館開館10周年 新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」を開催します。

新海誠の作品は“ 美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を描くことで人間の本質に迫ります。人と人が出会い、そしてすれちがい、揺れ動く心模様を、完成度の高い物語に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出す作品群は、世代や国境を超えて多くの人々を引きつけています。

特別展「ボストン美術館の至宝展 ―東西の名品、珠玉のコレクション」

ARTLOGUE 編集部2017/11/23(木) - 01:35 に投稿
英一蝶《涅槃図》正徳3年(1713年)286.8cm ×168.5cm 一幅、紙本着色
Fenollosa-Weld Collection, 11.4221 Photograph © Museum of Fine Arts, Boston

 

世界屈指の美の殿堂、ボストン美術館の主要なコレクションからえりすぐった、珠玉の80点を紹介します。同館のコレクションによる展覧会はこれまでも繰り返し開催されてきましたが、幅広い内容を総合的にご覧いただく展覧会は、日本では約40年ぶりとなります。1876年に開館したボストン美術館は、国や州の財政的援助を受けずにコレクションの拡充を続け、現在は世界有数となる約50万点の作品を所蔵しています。本展は、この素晴らしいコレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動にも光を当てます。古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術と、東西の名品の数々を堪能できる本展にどうぞご期待ください。

 

絵画の現在 

ARTLOGUE 編集部2017/11/29(水) - 14:13 に投稿
津上みゆき《View, Tokyo Merry-go-round, Winter, 2017》 2017年 個人蔵
顔料、アクリル、リネン 227.3×181.8cm
courtesy of HASHIMOTO ART OFFICE photo: 長塚秀人

 

現代の絵画を積極的に紹介してきた当館の成果を継承し、未来へつなげる企画です。1990 年代から2000 年代の20 年間に制作の基礎を培った作家7 組の絵画への取り組みを解読し、彼らが制作を通して問うている、「絵画の現在形」を探ります。出品作家はみな地域との縁(出身、多摩地域の大学の卒業生、在住等)を持っています。美術大学やアトリエが多く集まるという多摩地域の特性や、その中に位置する府中市美術館の活動の特徴など、さまざまな形で「多摩発」の美術を提案していきます。

 

展覧会の見どころ

 

1 今日のわたしに、会いに行く

「石内 都 肌理(きめ)と写真」

ARTLOGUE 編集部2017/11/23(木) - 02:47 に投稿
《Mother's #35》2002年 ©Ishiuchi Miyako

 

横浜の地に暗室を設けて早くも40年の歳月が過ぎた。暗室から生まれた写真はヴィンテージプリントとなり、時間と空気をたっぷり吸って粒子の粒を際だたせる。横須賀からスタートした写真の行方は、固有の気風をのせて歴史と身体と遺されたもの達が一体となり、肌理(きめ)を整え、未来へ向けて発信する。

石内 都

 

石内都(1947年生まれ)は、2014年にアジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとりです。

多摩美術大学で織りを学んだ石内は、1975年より独学で写真を始め、思春期を過ごした街・横須賀や、日本各地の旧赤線跡地の建物などを撮影した粒子の粗いモノクローム写真で一躍注目を集めました。