上原浩子

Deep Forest 上原浩子 展 

ARTLOGUE 編集部2017/12/08(金) - 13:03 に投稿
深淵 /Abyss 2016 Toso clay, clay stone power, white pigment, oil,
resin H83 x W27 x D 25 cm

 

この度、TEZUKAYAMA GALLERYでは5年ぶりとなる上原浩子の個 展「Deep Forest」を開催いたします。

1985年、群馬県に生まれた上原は、京都市立芸術大学及び大学院 を卒業後も京都を拠点に制作活動を続けています。

大学在学中より平面作品を中心に制作していた上原ですが、自身の 表現の可能性を求め、並行して立体制作へと作家としての活動の幅 を広げて来ました。平面制作で培った描写力と以前から興味があったと話す日本古来より伝わる自然の中に精霊や神が宿ると言われる アニミズムの思想に感化され、一貫して植物と人間の融合をテーマに制作しています。モチーフとされる生き物の表情は穏やかで、繊細で柔和に表現された肌からは、神々しく優しくも強い生命力を感じることができます。