コロナのパンデミックの影響を受け、制約のある生活を強いられる中、日本が世界に誇る国際都市・東京に新たな光を灯し、エンターテインメントやアートを通して世界中に希望を届けようと企画された光の祭典「TOKYO LIGHTS(トウキョウライツ)」。本年度が第1回目となり、2021年12月9日(木)から12月12日(日)まで、明治神宮外苑 聖徳記念絵画館、及び総合球技場軟式球場にて開催中です。何でも、日本の新たな冬の風物詩として、本祭典を盛り上げていきたいとのこと。
本祭典は、アジア最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」をメインコンテンツに、100mにも及ぶ国内最⻑の没⼊型光のレーザートンネル「MIRAI SANDO」、リアルパフォーマンス×映像テクノロジー×最先端レーザー技術が融合したショー「REFLECTION ―いのりのひかり―」、そしてイベントシンボルとなる光のモニュメント「TOKYO LIGHTS」といった4つの企画で構成されています。
次に、各企画について、詳しくみていきましょう。
■アジア最⼤級のプロジェクションマッピング国際⼤会「1minute Projection Mapping Competition」
2012年にスタートした本⼤会は、今回が東京での初開催となり、1分台という短い作品とテーマで競い合うもの。「希望/HOPE」を制作テーマにした今回は、世界54の国と地域から246組ものエントリーが寄せられ、⼀次審査を経て19組のファイナリストが決定しました。日本はもちろん、カナダ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ベトナム、インドネシアなどから参加したトップクリエイターたちのプロジェクションマッピングが映し出されるのは、重要文化財である明治神宮外苑の聖徳記念絵画館。世界中から集まるハイレベルで個性豊かな作品を、同じ会場で⼀度に⾒ることができる、唯⼀無⼆のプロジェクションマッピング国際⼤会です。
今回の審査員には、森美術館特別顧問で美術キュレーターの南條史⽣⽒、世界的メディアアーティストのRhizomatiks真鍋⼤度⽒、『踊る⼤捜査線』の監督で舞台演出も⼿掛ける本広克⾏⽒、グラミー賞など数々の受賞歴を誇り、USJのプロジェクションマッピングなどを⼿掛けるプロジェクション演出の世界的先駆者のBart Kresa(バート・クレサ)⽒、そして本⼤会の総合プロデューサーを務めるプロジェクションマッピングの世界的識者でクリエイティブディレクターの⽯多未知⾏⽒など、錚々たる顔ぶれとなっています。
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最終日の12日には、公開審査会並びに授賞式が開催されます。グランプリとして「東京都知事賞」、準グランプリに「TOKYO LIGHTS賞」、その他、「審査員特別賞」、「Tokyo Tokyo賞」、そしてオンライン上での投票結果で決まる「オーディエンス賞」も実施され、どの作品が賞を獲得するのか、目が離せません。
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■100mにも及ぶ国内最⻑の没⼊型 光のレーザートンネル「MIRAI SANDO」
全⾝に浴びることができる安全性の高い最先端のレーザーとファイバービームの光の3D体験に、⾳響技術を組み合わせた100mにも及ぶ国内最⻑の光のレーザートンネル「MIRAI SANDO」。会場の入り口は、「○」「△」「□」という日本古来のモチーフが取り入れられています。歩を進めていくと、スモークが焚かれており、レーザーの線が面に見えてきます。これは、光の旅の始まりをイメージしており、川の⽔⾯のように流れ煌めく光の粒⼦が全⾝を包み込んでくれます。浴びる光によって、⾃⼰をミクロの世界まで分解すると同時に、優しく温かなサウンドによって⼤⾃然と溶け合う空間を演出しており、ぜひ没入感を味わっていただきたいとのこと。演出は、東京2020パラリンピック競技⼤会閉会式で、クリエイティブディレクターとして演出チームに参加した潤間⼤仁氏が担当しています。
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■リアルパフォーマンス×映像テクノロジー×最先端レーザー技術が融合したショー「REFLECTION ―いのりのひかり―」
リアルなパフォーマーと映像テクノロジー、最先端のファイバービーム技術を融合した演出による、未だかつてない東京発未来型エンターテイメント。古くから、⾃然の恵みへの感謝と無病息災を願い⾏われてきた伝統芸能である、⽇本の「獅⼦舞」を雛形に、共に輝く未来を想像し、他者との関わりへの感謝を表現します。ファイバービームによるロボットアームを駆使することで、光の⽴体的な空間が演出され、⽣のパフォーマンスとデジタルアートが融合した新しいエンターテインメントを届けるとのこと。ショー以外の時間帯は、フォトスペースとして、⾃由に利⽤することが可能です。
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■イベントシンボルとなる光のモニュメント「TOKYO LIGHTS」
「TOKYO LIGHTS」は、世界中からの希望や祈りを集め共有する、イベントのシンボルとなるモニュメントです。来場者の参加型インスタレーションとして、事前にSNSで募集したメッセージがアクリル板に印字されています。中から照明を当てて、空へ願いを届けるよう、光が上っています。来場者が思い思いに描く未来への希望、誰かのためを想う願いが、このモニュメントを彩っています。
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「TOKYO LIGHTS」が東京から世界へ、新たな冬の⽇本のシンボルとなる、新しい光のエンターテインメントをぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
開催概要
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■「TOKYO LIGHTS」
日 時:2021年12⽉9⽇(⽊)~12⽉12⽇(⽇)
12⽉9⽇(木)〜12⽉11⽇(土)
第1部 16:45~18:45 第2部 19:00~21:00(各⽇2部⼊れ替え制)
12⽉12⽇ 1回公演・公開審査会及び授賞式 17:30~21:00
会 場:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館及び総合球技場軟式球場
料 金:無料(事前予約制)
*TOKYO LIGHTS会場への⼊場、各演⽬の観覧には、以下のチケットが必要になります。
①⼊場券(座席エリア)各回1,000枚程度
会場内への⼊場、及び絵画館前にて開催される「1minute Projection Mapping Competition」を着席での観覧希望の⽅は、こちらのチケットが必要になります。
②⼊場券(⽴⾒エリア)各回3,800枚程度
会場内への⼊場、及び絵画館前にて開催される「1minute Projection Mapping Competition」を⽴ち⾒エリアでの観覧希望の⽅は、こちらのチケットが必要になります。
TOKYO LIGHTS | トウキョウライツ