2021年12月に開館20周年を迎える国際芸術センター青森（ACAC）。
そんなACACが取り組む、2020年度の公募によるアーティスト・イン・レジデンスプログラムでは、アーティストはACACに滞在ないしは、この地に各地よりアプローチしながら、特徴的な環境を最大限活かしたプログラムの設計に挑みます。
ACACに滞在する神村恵、阪中隆文、野原万里絵の3名は、はそれぞれ異なる滞在期間でワークショップや協働制作を行い、神村は公演で、阪中と野原は展覧会で作品を発表します。
一方、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限のため、海外を拠点に活動するアーティスト4名は、遠隔地からプログラムに参加しますが、遠隔やオンラインで表現者同士の交流や市民との交流、創作活動やその発表自体を実施するのはACAC初の試み。
移動がままならない状況だからこそ生まれるコミュニケーションや、創作活動を通して、今後につながる新たな気づきがあるかもしれません。
様々な時期に同時進行で交流、創作活動や発表を行う7名のアーティストの試みは、滞在、遠隔からの参加と形態は違えどプログラムを通して重なりながら、ダイナミックな連関を生み出していきます。
〈参加アーティスト〉
神村恵、阪中隆文、野原万里絵、アメリ・ブビエ、アリシア・チツェル、 サラ・ウアドゥ、ウリヤナ・ポドコリトヴァ、ジャスミン・トゴ・ブリスビー（参加延期）
[gallery 8729]
〈プログラム概要〉
■神村恵
◯ワークショップ
日 時：11 月 14 日（土）、11 月 29 日（日）14:30～16:30
会 場：ACAC 創作棟講義室
◯ワークインプログレス公演 《彼女は 30 分前にはここにいた。》＃2
日 時：11 月 21 日（土）15:30～（約 1 時間）
会 場：ACAC 展示棟ギャラリーA
◯公演 《彼女は 30 分前にはここにいた。》＃2
12 月 12 日（土）15:30－（約 1 時間）
ACAC 展示棟ギャラリーA
■阪中隆文
展覧会「アトピアを探して」
会 期：2020年11月14日（土）～12月6日（日）
会 場：ACAC 展示棟ギャラリーB
時 間：10:00～18:00
休 館：会期中無休
■野原万里絵
展覧会「埋没する形象、組み変わる景色」
会 期：2020年11月21日（土）～12月20日（日）
会 場：ACAC 展示棟ギャラリーA
時 間：10:00～18:00
休 館：会期中無休
■アリシア・チツェル
オンラインプレゼンテーション+トーク
日 時：12 月 5 日（土）18:00～19:00
＊逐次通訳付
会 場：ACAC 展示棟
■サラ・ウアドゥ
展覧会「AA – Atlas / Aomori」
会 期：2020年11月21日（土）～12月20日（日）
会 場：ACAC 展示棟ギャラリーA
時 間：10:00～18:00
休 館：会期中無休
〈関連イベント〉
平倉圭（芸術学）×参加アーティスト トーク
日 時：11 月 21 日（土）
×野原万里絵 14:00～14：30
×阪中隆文 14:30～15：00
×神村恵 ワークインプログレス公演後
＊ワークインプログレス公演は15:30より開演、上演時間は約1時間を予定
会 場：ACAC 展示棟ラウンジ
※その他詳細や最新情報はこちらよりご確認いただけます。