この春以来の世界的なパンデミックで、国内外の展覧会、アートフェア等様々なイベントが延期、中止を余儀なくされました。
若手中堅美術家の支援を第一義とする「DOMANI・明日展」は、再び日常への一歩を踏み出す作家たちとの連帯、共感を示すべく「DOMANI・明日展 plus」をオンラインで緊急開催します。
今回のサブタイトルは「〈前夜〉を生きる」。
2020年1月11日(土)~2月16日(日)の会期で実施された「DOMANI・明日 2020展」は、サブタイトルを「傷ついた風景の向こうに」とし、20世紀以降の大きな自然、人為的災害の「あと」に焦点をあてるものでしたが、その会期中から今も続くコロナ禍の「予兆」に見舞われました。
我々は「災後」だけでなく次の「災前」、災害と災害の「あいだ」を生きている。「DOMANI・明日展 plus」では、その事実を「〈前夜〉を生きる」という言葉に込めて、参加作家に投げかけています。
〈出品作家〉
小金沢 健人、田村 友一郎、奥村 雄樹、山本 篤、山内 光枝、加藤 翼、やんツー
青山 悟(ゲスト作家)
国際的な移動や発表を前提に活動してきた作家たちが、未曽有の「ロックダウン」状態のアートシーンに遭遇するなか、何をおもい、何を表現するのか、ご期待ください。
[gallery 8658]
■開催概要
会 期:2020年7月3日(金)~10月11日(日)
online展web:https://online.domani-ten.com/
*サイトは7月3日よりアクセス可能となります(無料公開)。
主催:文化庁
キュレイション:林 洋子(文化庁・芸術文化調査官)
アクセス数
0
1
1